エスカーゴ

男 – エスカーゴ

ほんとにたいしたことはない
ほんとにやるせない
中身は子供同然だけど
出るものは出るね

ユーウツなんです
息もできないくらい
情けないんです
何も手につかないんです

僕は僕でして僕しか通れない
道幅は狭くて こすりそう
誰も通れない

気付けばいつも1人きり
誰にもなじめない

嫌われるのは
得意なのになぜか
嫌いになれない
不器用なバカ野郎だね

僕は自由で孤独でさりげない
男になり君を忘れて
また繰り返す

大きな大きな宇宙のすみっこで
お月さんとユメを語っていた
そんなユメ見た

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女 – エスカーゴ

甘い言葉で手に入れた君やがて重なった 何度も重なった仕事を忘れ恋に溺れた今は亡きイメージに胸が痛んでしょうがないでしょ 冷めていく僕ひどい言われかた さらに加速

東京 – エスカーゴ

さらば馬鹿ばっかやった友よさらば愛し愛された人よ世間知らずなんも知らん僕は食べかけのアイスと一緒にここを出ましたかぎ閉めましたあぁいさぎよい夢見ました東京へきま

可能性 – エスカーゴ

僕を呼んでいる 呼ぶ声がするんだポラロイドに写った 男は言ってたやがてやってきた 静寂を破った大観衆の前で 男は咲いた恐れるどころか 無謀なくらいに彼は自信を持

ユメナラバ – エスカーゴ

いつでも傍にいてほしくておそろいの指輪を買ってきて赤い糸を結んでみたよ丈夫な丈夫な太い糸をああ その手につけてくれよああ 僕の手うれしそうだよ僕が見つけたその瞳

空想ゲーム – エスカーゴ

握りしめてるね 僕も好きだよだってあんなことしてもいいんだもん打ちおとしたりゴロンとしてみたり愛しあったようね それもいいよねだってあんなことしてもいいんだもん

ジョンへ – エスカーゴ

ぬるま湯に浸かって明日を夢見た蛍が見える 蛙が嘆く吸い込んだ空気は僕にぴったりだよとっても体が癒されてるんですぬるま湯に浸かってあさってを夢見た仲間だっている 

ゲーム – エスカーゴ

オゥイエイ 晴れた夜空に全てを賭けて祈ってみようぜどうだい 見たことないだろう 新しい明日が生まれそうだろう懐かしいにおいがして胸の奥をつままれるような妙な感覚

スピード – エスカーゴ

人けも無い 通りも少ない 何がなんだかわかんない裏切りとスカした奴でもう腹の内側わかんないそう頭の中は単なるエゴイストスピード上げて 邪魔するものを跳ね飛ばして

ヤブレター – エスカーゴ

うまくいかない恋の話笑えない事実だし黒か白か迫られても答える権利などないドラマにはつき物のハッピーエンドもない当たり前だ考えればまだまだエンドじゃないたまに笑っ

ヤマモト – エスカーゴ

お前との付き合いも長くなったけどまだまだ腹に据えかねることばかりだぜ部屋のポトスに水をやってくれ初めて会った時の事まだ覚えてる落書きだらけのギターを小脇に抱えス

六月のあなた – エスカーゴ

あじさい畑の遠いお空に浮かぶのは紫のかわいた星屑三年の月日が経ってあなたもね多少なり歳をとったでしょうカタツムリのように誠実なあなた青い葉の下で私を守ってくれた

帰ル – エスカーゴ

渋滞まだおさまらず灰色のガスが立ち上る夜みんなの顔気になるね塞がりレオンも尻尾を振るだろう僕を呼ぶ声がするはるか遠くのあの人だ僕を待ってる人がいるはるか昔のあの

鳩 – エスカーゴ

満足なのかわからない それだけが気がかりでならない数えても足りないくらい あやまちばかりの僕ですがたまには手紙を書きます 必ず枯れた花や争いも全ていつからか僕た

アンテナ – エスカーゴ

ポストに積もる請求書と宅配ピザのオンパレードたまったゴミも捨てないまま今日も終わるのねてんやわんやで手につかない過去も未来も思いつかないたいしたことは無いのだけ

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