エカテリーナ

秋の白樺林 – エカテリーナ

茜色の空の下に 白樺続く道
言葉もなく足もとを見つめ 思い出をたどれば
ラルーラ ルーラ あなたは いない
呼ぶ声 響くだけ

幾度となく 夢からさめて 悲しみ募る日は
涙色のマフラー抱いて そっと窓に寄れば
ラルーラ ルーラ あなたは遠い
星も月も見えず

時は流れ 今はひとり 白樺の小道を
行けば 光あふれる中に 愛の歌 聞こえる
ラルーラ ルーラ あなたは 今も
笑顔 変わらず 胸(ここ)に

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ホッキョクグマ – エカテリーナ

遠く遠く地球を北へ寒くて冷たい氷の国へホッキョクグマの白い世界へ見わたすかぎりの氷の広野激しく突き刺す風さえもホッキョクグマの命を守る何百年何千年 変らぬ姿が 

古いお城のものがたり – エカテリーナ

木洩れ陽ゆらす 風のささやきはむかしむかしをもの語る森のその奥に ひっそり眠る古いお城のものがたり風のなか 飛びかう鳥 薫る花風のなか 飛びかう鳥 薫る花ひとみ

君にありがとう – エカテリーナ

悲しい時は この涙を受け止めて くれる人が嬉しい時は この喜びを分かち合う 人が欲しい今日まで 一人だったけれど今日から傍に君がいる生まれてくれて ありがとう僕

港が見える丘 – エカテリーナ

あなたと二人で 来た丘は港が見える丘色あせた桜 唯(ただ)一つ淋しく 咲いていた船の汽笛 咽(むせ)び泣けばチラリホラリと 花片(はなびら)貴方と私に 降りかか

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