エカテリーナ
港が見える丘 – エカテリーナ
あなたと二人で 来た丘は
港が見える丘
色あせた桜 唯(ただ)一つ
淋しく 咲いていた
船の汽笛 咽(むせ)び泣けば
チラリホラリと 花片(はなびら)
貴方と私に 降りかかる
春の午後でした
あなたと別れた あの夜は
港が暗い夜
青白い灯り 唯(ただ)一つ
桜を照らしてた
船の汽笛 消えて行けば
チラリホラリと 花片(はなびら)
涙の雫(しずく)に きらめいた
霧の夜でした
あなたと二人で 来た丘は
港が見える丘
色あせた桜 唯(ただ)一つ
淋しく 咲いていた
船の汽笛 咽(むせ)び泣けば
チラリホラリと 花片(はなびら)
貴方と私に 降りかかる
春の午後でした
あなたと別れた あの夜は
港が暗い夜
青白い灯り 唯(ただ)一つ
桜を照らしてた
船の汽笛 消えて行けば
チラリホラリと 花片(はなびら)
涙の雫(しずく)に きらめいた
霧の夜でした
遠く遠く地球を北へ寒くて冷たい氷の国へホッキョクグマの白い世界へ見わたすかぎりの氷の広野激しく突き刺す風さえもホッキョクグマの命を守る何百年何千年 変らぬ姿が
木洩れ陽ゆらす 風のささやきはむかしむかしをもの語る森のその奥に ひっそり眠る古いお城のものがたり風のなか 飛びかう鳥 薫る花風のなか 飛びかう鳥 薫る花ひとみ
悲しい時は この涙を受け止めて くれる人が嬉しい時は この喜びを分かち合う 人が欲しい今日まで 一人だったけれど今日から傍に君がいる生まれてくれて ありがとう僕
茜色の空の下に 白樺続く道言葉もなく足もとを見つめ 思い出をたどればラルーラ ルーラ あなたは いない呼ぶ声 響くだけ幾度となく 夢からさめて 悲しみ募る日は涙