君の足音が栞になった
もう一度孤独を知る旅だった
わかってるわ
そんなにたくさんいらないよ
今だけ君だけ全部欲しいだけ
一番こわいこととか
一番きもちいいこととか
花とか猫とか雲とか波とか頬を切る風だとか
君と眠るたび新しくなれたらよかったな
どこにも行けないまま確かめ合うの
開いたら最後
終わりに向かってるって知っている
目を閉じてそっと流れていくだけ
一番こわいこととか
一番きもちいいこととか
花とか猫とか雲とか波とかあの子の涙だとか
二度とない冬
花とか猫とか雲とか波とか来なかった夏だとか
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