ウルトラタワー

疾走 – ウルトラタワー

僕らの瞳に灯る この街の明かりの色
同じもの見ていてもまるで 違うこと思っている

喜んでいるようにみせて 受け取った人形も今は
誰もいないホームでひとり ゴミ箱で笑っている

どうしたって すれ違っていくのに
どうしたって 誰かのそばに居たい

遥か 昔々から なにひとつも変わらぬまま
愚かな生き物はそれでも夢を見て駆ける
今、僕が描いた未来図は、君の目にどう見えてる?

その場しのぎの言葉と やり過ごしてくだけの日々
似た者同士の君が 隅っこでまた泣いてた

どんな風に 寄り添ってみても
どうしたって 同じ痛みじゃない

閉じた 固く締め出した 温もりさえ遠ざけてた
これでいいはずなのに 扉を叩くのは僕だ

遥か 未来その先も 分かり合えないとしてもまた

遥か 昔々から なにひとつも変わらぬまま
愚かな生き物はそれでも夢を見て駆ける
今、僕が描いた未来図は、君の目にどう見えてる?

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さよなら – ウルトラタワー

最終列車を見送って くしゃくしゃになった切符を握る開いたドアのその中に 踏み込んだならどうなっただろう遅れた風が背中を 強く強く押すけれどさよなら 頬を濡らす涙

星降る街 – ウルトラタワー

ある晩星は僕にこう言った 「もう光るのをやめてもいいかい?」ちっぽけに照らしたところで 誰も気づいてはくれないとなにひとつ分りあえなくて 六等星そっと消えてった

暇な夜、雨が降る – ウルトラタワー

つけっぱなしの電気と耳障りなゲームのサウンド暑苦しく汗ばんで目覚めた真夜中だるい体引きずって 閉め切った窓を開いて誰も居ない街並みを眺めている嘘のように 昼間の

キキ – ウルトラタワー

仏頂面で窓の外ばかりを見てた机に書いていた君の絵にも飽きて頬杖つきながら唱えた魔法は馬鹿馬鹿しいほどに大胆なもので大人って言葉が近づく度毎回眠たいフリをしたずっ

RUBY SPARKS – ウルトラタワー

生きていく 険しい毎日をそれぞれが持つストーリー暮れていく やりたくもない事こなすだけ 何のため?当たり前だなんて飲み込めやしないよ今、この時から抜け出そう迷わ

ハロー – ウルトラタワー

街を出る前夜 まとめていたはずの心が溢れそうだ片付いた部屋で 君との写真を手にして眺めているしばらく会えないな 月に行く訳じゃないが君のいない街へ ほら夜が明け

yellowbaby – ウルトラタワー

幸せかと問われて 何故か咄嗟に「ハイ」と答えその時胸の中で 頷いてない自分がいてもうやめたいんだけど偽ることは とても容易くて本当をさらけ出すことは こんなにも

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思わず振り向いた 混み合う道の上君の笑い声がふと聞こえたようで春の匂いに今 季節は流れてくよくはしゃいだ雪も降ることはないだろうずっと続くはずのかけがえない日々

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燐 – ウルトラタワー

正しく見えるほどに歪む世界では見失ってしまう 君は君を探している夢を見て 思い馳せて 現実を見せられて強くなろうと無理矢理笑う 独りきりひらひらと舞い散る 僕の

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生まれ変わる 今ここで仰いでいた 空越えていく握り締めた掌のその中に希望があったんだ目の前に広がる景色全部が実はちっぽけだったと気付いた例えば君と出会えば簡単に

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Loading 息を切らしては未だ見えない出口へ向かうAll right 背中に憑り付く不安を振り払う速度で行こう何度だって挫けながら それでもまた前向いてこの

フォーカスライト – ウルトラタワー

未来も幸せも優しさも いつも簡単な理由で見失うんだボヤけていてよくわからないもの 大抵大切なものだから厄介だねぇどんな今日を過ごせば良かったの?こんな今日になっ

昼間の三日月を見たか – ウルトラタワー

「あなたのことがよくわからないわ」君の言葉 胸の隅に 響きつづける幸せなこと見えなくなったとそう呟いてこらえきれず涙落として引き止めようとして伸ばす手もすり抜け

狐火 – ウルトラタワー

騙されてみようか あの街に飛び込んで派手なネオンは切れて 何も読めないが化かされてみようか 水も蜜に変える終わってるって文字が よく似合う路地で踏み込めばそれが

コハク – ウルトラタワー

俺は急ぐ 世界を変える理屈ばっか溢れた部屋裸足のまま飛び出した何もかもが綺麗に見えた全部投げ出して駆ける遥か遠い空へ夜の向こうが輝いていた赤黄色が広がっていた霞

ファンファーレが聴こえる – ウルトラタワー

足りない何かを探す自分らしさって何だとか自問自答しながら途方もない霧の中で目を凝らしながら今も右往左往しているいつだって斜め上を行くひねくれてる現実を涼しい顔で

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