君といつだって一緒だったのに
いつ頃から君とぼくちがう道を歩きだしたのかな?
親友の君が、つかれて、すわっていたのも気づかずに、
ぼくは一人で歩いて来てしまったんだ。
ぼくは今、とってもつかれているんだ。
いつだってたくさんの人の中を
一人で歩いてきたのだから。
こんな時しか、君を思い出さないなんて、
ぼくが歩いて来た道は、
そんなにすばらしかったのかな?
友達は大事にしなきゃいけないよ、なんて
他の人から言ってほしくないんだ。
でもどうして、あの時、君と水辺におりて行って、
少しの間でも、一緒にすわっていて
あげなかったのかな。
今すぐ、手紙を書くよ。
そして、君に会いに行くんだ、
お人好しの君は、きっとこう言うんだろ?
「元気かい?」昔とまるで変わらない笑顔で。
そして、ぼくは子供のように、はしゃぎまわるんだ。
きっと……
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