アローナイツ

あきらめてララバイ – アローナイツ

握る受話器の向こうに あなたの顔が浮かぶ
ここは異国の街 心さえ遠い
愛を重ねた日々を 白紙にするわ
さよならを最後の 言葉にして
あきらめてララバイ 灼熱の嵐
青いモスクがまるで 宝石のよう
あきらめてララバイ 憂いに満ちて
ワインよりもカシスの酒で 酔いしれましょうか

二度と逢わない約束 心に決めてきたの
急ぎすぎてた愛を 眠らせる為に
違う生き方きっと みつけてみせる
ふりかかる未来を 一秒ごと
あきらめてララバイ 涙なら邪魔ね
昔ばなしは全て 目ざわりなだけ
あきらめてララバイ うらみっこなし
舞踏会に似合いの星が 舞い降りるだけ

あきらめてララバイ 灼熱の嵐
青いモスクがまるで 宝石のよう
あきらめてララバイ 憂いに満ちて
ワインよりもカシスの酒で 酔いしれましょうか

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あなたを口説きたい – アローナイツ

口から口へとお酒をじかに呑ませて下さい躰が芯からとろけるように少しずつあなたの思いを私の中に注いで下さいほんとの恋にいま目ざめます酔ったおんなはお嫌いですか私な

ラ・サッポロ – アローナイツ

ハマナスの 咲く頃に石狩浜へ 行こうねと吹雪の窓で 約束したね指切りの 指が解けたまま時計台の 針は廻りつづけるああ サッポロ サッポロ エルムの都君とここに住

新・中の島ブルース – アローナイツ

夢をください 嘘でいいからこの指に この髪に この胸にゆきずりの旅の人よあすは他人の 背広姿一度だけ 一度だけ 契りかわせばああ 泣いて札幌 中の島ブルースお酒

好きにしていいよ – アローナイツ

あなたを 私のベストファイブに 入れたげるわと指を折る手が 小憎らしいね好きにしていいよ好きにしなよと懐深く 装っていても他の男を 見るときのおまえの流し目が 

骨から泣きたい雪子です – アローナイツ

もう一度あたしを 愛してほしい男ごころは もどらない夜のすすき野 酔いつぶれ真珠色した 雪に泣く女をなぜに いじめるの骨から泣きたい 骨から泣きたい雪子です一緒

旅詩 – アローナイツ

風の町 旅のつれづれ 灯が点りゃ半端がらすの おいらの胸にじんと泌みるよ 湯の煙り流れて他国の 仮の宿 今日もまた街道すずめよ ねぐらはあるか早くお帰り ああ日

女 こころ 雨 – アローナイツ

好きな男に 総てを捧げた弱い女を 責めないで運命に負けた 女の肌に冷たい風が吹きつけるレイニー レイニー インマイハート女の心に雨が降る十字街の 灯が揺れる苦い

献身 – アローナイツ

どしゃ降り雨に 傘もなくあなたを探して 歩いていた浮気な風に 誘われて今夜もきっと 帰らないあんな男と いわれてもこの世で一人 ただ一人尽して 尽して みたいか

六日町ブルース – アローナイツ

憎い貴方を 憎めずに渡りきれない 未練川西へ東へ 噂を求めあなたあなた探して 来た町は雪が冷たい 肩に冷たい六日町ブルース他人に馬鹿だと 言われても貴方ひとりを

ぬれて大阪 – アローナイツ

待っているわと 叫んだ声もつめたい男に とどきはしない雨の新地は 流しの歌もふられた女の歌ばかりアアアー濡れて大阪アアアー濡れて大阪あなたあなた愛して 涙のぶる

君の生まれた夏~父からの手紙~ – アローナイツ

産声が 聞こえた時は嬉しくて 嬉しくて 泣いたっけ君の生まれた 夏の朝父さんには 天使のようだったしょうぶ湯に 入った季節衝撃が 体中 走ったよ君のちいさな 手

ひとり札幌 – アローナイツ

街の灯りが 滲んでゆれる女ごころで あなたがゆれるこの世でいちばん 大事な男と別れてしみじみ 知らされた何処にいるのよ あなたは何処に涙 涙ひきずり…ひとり札幌

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