わかないづみ

  • 猫とひなたぼっこ – わかないづみ

    外を見ていたの遠い記憶 僕を動かす赴くままに 聞こえないように歩く明日の天気とかきれいな景色とかきみの恋の行方とかどうでもいいけれど ほしいもの 手に入れたら必ず幸せになれますか完璧になるためには私は何をしたらいいですか 少しなら聞いてあげるよ期待はしないでね暑苦しいなんて思わないできみのがんばってるとこちゃんと見ているよ伝えられないけれど無理しないで もっと机に向かっていたらいい学校に行けました…

  • 光る石ころ – わかないづみ

    季節は流れ またひとつ重ねかぞえうた忘れても 声のする方へ悲しくて笑い 嬉しくて泣いたこの闇の向こう側に 光る石ころ見つけた たとえ全てを失った夜でも夢は見れるだろう夜空の星の数 数えてりゃ涙も乾くだろう 数え切れぬ さよなら抱えて数え切れぬ ありがとうを胸に 真っ暗な道に 小さく光る石ころを握りしめ 歩いていこう たとえ全てを失った夜でも夢は見れるだろう夜空の星の数 数えてりゃ涙も乾くだろう 数…

  • くじら – わかないづみ

    君の名前を教えてくれないか声をかけてみればよかった夢の中で泣くだけの私をどんな思いで空から見ていたの 安い言葉で騙さないから優しい言葉だけ私に下さい努力しないと幸せになれない不幸になるのはどんなに簡単か 君の名前を教えてくれないか声をかけてみればよかった夢の中で泣くだけの私をどんな思いで空から見ていたの 苦悩が人生というのなら私は甘んじてそれを受けよう夢を見るのはいつだってなりえないもの なしえな…

  • 君が眠る頃 – わかないづみ

    狭い水槽に一人昼か夜かもわからない君の帰りだけを待つ今の僕にはそれしかない 偽物の水草を眺めてアクリルの壁に阻まれ息をする 音のない 耳を澄まさなければ聞き逃してしまう前を向かなければ迷ってしまうよ 立ち止まったら間に合わなくなってしまう 簡単に思える言葉たち君の前に並べ選んで君を元気づけてあげよう大きな嘘だけは付かないように 耳を澄まさなければ聞き逃してしまう前を向かなければ迷ってしまうよ 立ち…

  • Beautiful things around me – わかないづみ

    君が居なくなって 心がどこかに行っちゃってだけど世界は 変わったりしなくて天気はいいしお隣の子供は元気だし仕事もうまくできて 怒られることもないし Beautiful things around meActually, to be honest, I’ll tell you the truth闇が来たら光 光が来れば闇 そんな簡単なことでしょAnd you will never be …

  • いつか終わる日まで – わかないづみ

    その曲がり角まであと少し君の手の感触を覚えるように君を赤い自転車と半分こ君が居なくならないように願った 生きる理由を君に求めて君を利用してそのままでいい そう言ってくれた君はどこ 教えてよ 君のことを好きだという あの子は君のことを私より 知っていてお似合いだと思っていても言えなくて君がそう気づかないように願った ああ生き方すら 変える力へ君に依存して知っているでしょう 私にはもう君以外 いらない…

  • sing for… – わかないづみ

    日が昇るころに 二人で飲むホットコーヒーの味時間の使い方さえもままならなくなっていた このままではいけないと未来にしがみついた君の笑顔さえ見れたらあとは何もいらなかった 歌う強さが欲しい あなたを強くさせる歌が歌いたい 話す時の君の目線とか優しく選ぶ言葉も君の描く未来をいつか一緒に見られたらいいと思う 歌う強さが欲しい あなたを強くさせる歌が歌いたい 日が昇るころに 二人で飲むホットコーヒーの味君…

  • 紫 – わかないづみ

    足が竦んでひとり 太陽が沈むのを待つばかり夕暮れの色綺麗だと言った 君のように目を細めて 僕はまだ此処から 歩き出せずにいた 褪せ行く青に赤を足してTell me what is she likeどんな風になればいい?君がつられて 笑ってくれるのなら作り笑顔も 嫌いじゃなかった その世界の常識で語りかけないでくれ その場所に僕はもういない間違いだらけのこの答案は誰に見てもらえばいいんだろう 褪せ行…

  • 月光の下で – わかないづみ

    誰も居ない川辺噎せ返る様な夏草の匂い落ちていく月 受け止める様に水面が揺れた 貴方の未来が光り輝くように私の記憶さえも消え行くの いつか 川の向こう 貴方の影が逆光して見える流れの無い それは過去を思い出す無い物を強請る私を許してくれないか大丈夫 それでも私は一人でも立って歩く レンガ造りのビルも嗅ぎ慣れたあの部屋の匂いも私の声を響かせない様壁が受け止めた 二人の過去が 清算されるように二人の記憶…

  • 無題 – わかないづみ

    思考が海に沈んでいく落ちていく水滴を止めたくて必死に君の砂時計を落ちないように 手で受け止めた きっとこれは 悲しみじゃなかった悲しんでは いけなかった 消えていく この日々が手の中の光じゃ 叶わないあなたの声ももう思い出せなくなる 季節は何の変哲もなくいつものように私を置いていく風邪をひかないように私は着る服を変えて 写真を見て思い出した日々が反芻する何度も 落ちていく この日々が手の中の光じゃ…

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