よしかわちなつ

はまなす伝説 – よしかわちなつ

沖の潮鳴り 聴きながら
浜に揺れてる 紅の花
船待つ女が はまなすの
花になったと人は言う
北の伝説 ヒュル ヒュル ヒュルル
私もあなたの 帰り待つ

いつか添い寝に 馴らされて
肌が淋しい ひとり寝は
女のなみだが はまなすの
棘になったと 言い伝え
北の伝説 ヒュル ヒュル ヒュルル
今夜もちくりと 胸を刺す

霧笛遠くで 鳴るたびに
沖を見詰める 紅の花
信じて祈れば はまなすの
花は願いを聞くと言う
北の伝説 ヒュル ヒュル ヒュルル
心の支えに 船を待つ

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海峡雪しぐれ – よしかわちなつ

かもめお前が 身代わりか泣いて後追う 別れ船たとえ嘘でも かまわない帰ってくると 言うのなら信じて泣かずに 待ってますあぁさよならの あぁさよならの海峡雪しぐれ

愛愁和歌浦 – よしかわちなつ

別れ涙を 沈めた海は波も乱れて 打ち寄せるあなたの面影 消したくてここは紀州路 女ひとり旅流した後から 連れ戻す未練満ち潮 和歌浦(わかのうら)万葉集(うた)に

潮鳴り海峡 – よしかわちなつ

すがりつきたい あなたの船をなんで冷たく 引き離す北の早瀬の 帰り波波に罪など ないものを女 女なりゃこそ 憎くなる 潮鳴り海峡髪の乱れを 梳(と)かした後も眠

宿化粧 – よしかわちなつ

外したくない 手枕をそっと外した 夜明け前もしも貴方を 起こしたら未練ごころに また負ける月の明かりで別れ紅さす 宿化粧添えぬ二人と 知りながら無理を言いたい 

湯来しぐれ – よしかわちなつ

元の他人に 戻った人を思い切れない 意気地なししだれ桜が 未練のように岸にただよう 水内川(みのちがわ)宿の名入りの 番傘はしずく冷たい 湯来しぐれ部屋に着いて

二人の絆川 – よしかわちなつ

あなたとわたしの 運命(さだめ)の川に浮かぶ小舟は 二人乗り惚れあった 仲だもの何があっても 離れない一緒に流れる 絆の川は命と命を 繋(つな)ぐ川無いない尽く

船場の女 – よしかわちなつ

泣けば未練が 流せるならば泣いて今夜は 夜明けまで愛の残りを 土佐堀川へ捨てる女の 淀屋橋つらい時こそ 笑わなあかんそれが それが 船場の女二つ取れない 女はつ

羽衣伝説 – よしかわちなつ

愛を残して はるかな空へ天女は旅に 出たのでしょうか……衣を掛けた 松林羽衣伝説 渚宿あなたと迎える 最後の夜は知らず知らずに 貰い泣き命けずって 尽くしてみて

飛火野ひとり – よしかわちなつ

馬酔木(あせび)の花を 散らした風が野づらをわたり 頬濡らす飛火野の 青い絨毯踏めば足下(した)から 恋しさつのるどこをどっちへ 歩いたら面影消せるの 大和路よ

恋人坂 – よしかわちなつ

愛にはぐれて 旅の空墨絵ぼかしの 蔵の町あなたの面影 探してる夕陽に映える 恋人坂よいつかふたりで 来たかった心しぐれる ひとり旅霧に抱かれた 山あいの数寄屋造

天の川伝説 – よしかわちなつ

ひとり寝 三百六十四日添い寝残りの 一夜(いちや)だけ七夕みたいな 二人の恋は年に一度の めぐり逢い明日(あした)は雨が 降らないように飾る短冊 天の川土砂降り

流氷伝説 – よしかわちなつ

恋のなきがら 捨てに来た宿の前には オホーツク海峡埋める 流氷はみれん涙の 鳴き氷女はひとり さいはてへ哀しみ流しに 来ると言う……。部屋にストーブ 燃えるのに

蛍伝説 – よしかわちなつ

あなたの愛が 見えなくて恋の闇路に また迷うほ~ ほ~ ほたる 夢ほたる蛍は 竹取りかぐや姫女のこころが 分るなら借してください 堤灯あかりひと舞済んで 夜が更

湯の宿情話 – よしかわちなつ

二人になれたね…やっぱり来ました…日暮れて落ち合う湯宿へ続く 湖畔道一夜(ひとよ)限りの 旅なのに重い女の 旅荷物この日を待ったよ…信じていいのね…窓から見下ろ

泣かせてよ – よしかわちなつ

遊び上手な 男の胸で夢を見たのが 恋しいよ一人飲む酒 淋しさばかり酔えばグラスに つのります泣かせてよ貴方 もう一度こぼれたお酒で 名前を書いて指でなぞって ま

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