みやさと奏

運命の海峡 – みやさと奏

波間に浮かんだ小枝の上で
渡り鳥は 羽根を休めるという
私なら命が尽きるまで
飛んで あなたに逢いにゆく
恋がこんなに 苦しいと
あなたに出逢って知りました…
男と女のあいだの 運命(さだめ)の海峡は
涙よりもっと 蒼(あお)い色ですか

こころも凍える冷たい海で
波の花は誰を 想って咲くの
私ならどんなに離れても
きっと あなたの為に咲く
胸の痛みは 消えないと
あなたと別れて知りました…
昨日と明日のあいだの 運命(さだめ)の海峡を
渡るたび人は 強くなれますか

恋がこんなに 苦しいと
あなたに出逢って知りました…
男と女のあいだの 運命(さだめ)の海峡は
涙よりもっと 蒼(あお)い色ですか

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