みなみらんぼう

頂 – みなみらんぼう

誰もこの道を通さないという
雨も風も岩も怒ったように
立ちはだかっている
だけどこの俺は 行かなくちゃならない
なんのためなのか 分からないけれど
行かなくちゃならない

やりたいことは残さずやったか
友だちはいるか 安らぎはあるか 人を愛したか
夢のカケラはポケットの中で
迷子になったか髪は白くなり道は果てしなく

たのむから俺がどこにいるのやら
神様よちょっと教えておくれ人生はどこだ
もう少しだけ歩いて行けたなら
光るいただきに着きそうじゃないか霧よ晴れてくれ

誰もこの道を 通さないという
雨も風も岩も 怒ったように
立ちはだかっている
だけどこの俺は 行かなくちゃならない
なんのためなのか 分からないけれど
行かなくちゃならない
行かなくちゃならない 行かなくちゃならない

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