みなと源太

季節の風 – みなと源太

いつも歩いたこの道を いま立ち止まり ふり返る
幼いころの 思い出は 今も心に 映ってる
父に連れられて 出掛けた海は 潮騒詩う 阿宇ヶ浦
思い出列車の みなと線 海風うけて 今走る

のどかな田園もみ焼く煙 秋の訪れを 教えてくれる
線路づたいの 曼珠沙華 季節感じた なかね駅
コスモスと揺れる あわだち草と 十五夜満月 すすきの影に
思い出列車の みなと線 こおろぎ鳴く声 今走る

暗いうちから始発をまって みなとの名産 背負って歩く
行商(あきない)人の おばあちゃん 運んで行くのは 笑顔とこころ
息で曇った 窓ガラスには やがてあったか 陽がのぼる
思い出列車の みなと線 笑顔を乗せて 今走る

春の便りを伝えてくれる 日工前の さくらの花は
出逢いと別れの 人生を いつも優しく 見つめてる
永い年月を 走り続けて 今日も変わらぬ その雄姿(すがた)
思い出列車の みなと線 さくら並木の中を 今走る

乗り行く人たちの 思いをのせて 時代(とき)の流れを 今走る
思い出列車の みなと線 季節の風の中 今走る
未来の夢のせて 今日走る

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