みず来明姫

黄昏のエチュード – みず来明姫

黄昏が今日も染める
まるで空き箱の この部屋
靴音を真似て過ぎる
風に また振り向く

なぜ 今もあなたを
なぜ声を 腕を探してる
二度と逢えないと あの日見送ったひと…

まだ 歩き出せない
また涙 こぼれ落ちてゆく
ひとりくりかえす愛のエチュード

窓際に 明かり灯す
夜の訪れがこわくて
後ろから 肩を抱いた
強い あのぬくもり

なぜ 今もあなたを
なぜ声を 腕を探してる
遠い想い出と 心置き去りのまま…

ただ 時は流れて
またひとつ 寂しさが積もる
そして逢いたくて愛のエチュード

なぜ 今もあなたを
なぜ声を 腕を探してる
二度と逢えないと あの日見送ったひと…

まだ 歩き出せない
また涙 こぼれ落ちてゆく
ひとりくりかえす愛のエチュード

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