まつり

なついろ。 – まつり

夏風に吹かれ
揺れる横顔ながめて
ゆらりゆられて寝転ぶ君が
澄み渡る空に叫んでた

見渡す限り続く山の向こう側
少しも見えぬ顔を隠した
景色が待ちぼうけてる

君が手を振るたび
揺れる心
いつまで経っても消えずに
残っている。

少しずつと歩み寄る朝
いつだって泣いて沈んでは
待っている
君と二人同じ歩幅で
明日もまた冷めた
風に吹かれきっと
ふと何かを思い出している

過ぎゆく時に明日を委ねてみては
まだ見ぬ未来知らないフリで
誤魔化し続けてる

忘れた記憶たち
嘆く心
いつの日だって消えずに
残っている。

少しずつと歩み寄る朝
いつだって泣いて沈んでは
待っている
触れたこの手伝わる温度
鮮明な思い出
夜に流れきっと
ふと何かを思い出している

こんな夜は嫌いじゃないんだ
眠れない朝を導いてる
照らす頬にこぼした涙も
乾く優しい風と

少しずつと歩み寄る朝
いつだって泣いて沈んでは
待っている

君と二人同じ歩幅で
明日もまた冷めた
風に吹かれきっと
ふと何かを思い出し、流れる時巻き戻してゆく

いつでも待ってる
忘れた思いは鮮やかに

暖かい温度が
伝う君の温もりくれてる

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