まつざき幸介

積木の部屋 – まつざき幸介

いつの間にか君と暮らしはじめていた
西日だけが入るせまい部屋で二人
君に出来ることはボタン付けとそうじ
だけど充ち足りていた
やりきれぬ淋しさも愚痴も
おたがいのぬくもりで消した
もしもどちらかもっと強い気持ちでいたら
愛は続いていたのか
リンゴかじりながら語り明かしたよね
愛はあれから何処へ

二人ここを出てもすぐに誰か住むさ
僕らに似た若い恋人かもしれない
きれい好きな君がみがきこんだ窓に
どんな灯りがともる
限りないもめごとも嘘も
別れだとなればなつかしい
もしもどちらかもっと強い気持ちでいたら
愛は続いていたのか
こんな終り知らず部屋をさがした頃
そうさあの日がすべて
そうさあの日がすべて

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横浜ロンリー – まつざき幸介

あの人の街を 吹いた風が今日もこの髪を 揺らしている思い出が誘う ベイサイドバーあの時とおんなじに 酔えやしない横浜ロンリー ひとりぼっちよ爪の先まで 誰か暖め

君すむ街 – まつざき幸介

黄昏が せまる灯ともしの石畳 あてもなく歩く古いラブソング 口笛吹けば胸に浮かぶ 面影ひとつ届かない 愛の切なさが風になり 街路樹を渡る明日は告げよう 想いのす

一夜花 – まつざき幸介

愛しいひとを 待ちながら何度も鏡に 問いかけるもう少し きれいになればあなたにもっと 愛されますかたとえ明日が なくていい寄り添いたい 永遠に 心だけでも日暮れ

さよならは言えない – まつざき幸介

あなたを想うたび 心に風が吹くあの日 出逢った 街角にひとり幾つもの季節が 過ぎて行くけれど私の恋は 冬色のままですあぁ愛は なんて哀しい絆一度結べば 二度とほ

酒よおまえは – まつざき幸介

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放浪いの果てに – まつざき幸介

故郷を離れ 幾年か両手の指でも まだ足りないね名も知らぬ駅の 路地裏で酒が沁みるよ 心のささくれに放浪(さすら)って初めて 見えるものがある一つところに 根を張

冬ヒバリ – まつざき幸介

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幸せかげぼうし – まつざき幸介

ごめんねあなた 死ぬまで一緒にいようねって 言ったのに合わせた胸の 隙間から時が悲しく こぼれてた男と女の 見る夢は背中合わせの すれ違いこの街は淋しいね 独り

待ちくたびれて – まつざき幸介

逢うたびいつも 哀しくなるのわかっていたのに 寂しくてあなたが遠くを 見るだけで涙があふれそうになるいつまで待てば いいのでしょうあなたの心の 誰かが消えるまで

かたぐるま – まつざき幸介

涙が胸に 沁みる夜にはまぶたに浮かべる 遠い日々ふるさとの川辺で 流れる雲とトンボを追った 帰り道走って転んで 疲れて泣いて父にねだった かたぐるまいまさらなが

まなざしにグッバイ – まつざき幸介

降り出した雨に 追われるように飛び込んだカフェに あなたはいたわきれいな女性と 窓際の席に幸せそうな あなたがいたわ私を見つけて 戸惑うような視線が ためらって

蜃気楼 – まつざき幸介

あなたの名字に 私の名前続けて何度も 書いてみるたとえ千回 書いたって叶うはずなど ないけれど一人の夜は 長すぎてあなたを想えば 哀しくて涙が涙が 溢れ出てこぼ

雨音 – まつざき幸介

古い酒場の 片すみで男は過去へと 旅をする窓を叩く 雨音を唄の代わりに 聞きながらつまずき転んだ ぬかるみで拾った情けの ありがたさしみじみ思う 一人で人は生き

奴凧 – まつざき幸介

風が吹いていた昭和も終わりに近い頃なごりの追風 吹いていた小さな原っぱひしめきあって男達は無我夢中夢と云う名の奴凧天を仰いで揚げていた凧 凧 揚がれ 天まで揚が

グラスの花 – まつざき幸介

雨に折られた 赤い花泣いているよで ほっとけなくてそっと拾って 淋しい部屋でグラスに浮かべてひとりごとこのまま あの人 待ちわびて焦がれて 枯れてく さだめでし

夕月橋 – まつざき幸介

遠く遠く花火が きえてゆくまであなたの指を はなしはしない別れの時間を遅らせて嘘をつかせて ひきとめた夕月橋の めぐり合い墜ちてゆくと 知っていても愛 ふたたび

ひとりの冬なら来るな – まつざき幸介

涙がぽつんと落ちた あなたの写真に落ちたにじんで見えなくなった 酔いつぶれた部屋で思い出せば淋し 恋の物語すれ違いのままで 冬を迎えるかなわぬ夢なら見るな わび

大阪恋物語 – まつざき幸介

大阪恋物語 安物の恋か知れんけどうちは死ぬまで忘れんからね 誰よりも素敵な人金色に染まった街が 哀しいほどきれいやね二人見降ろす人の河 どこへ流れるんやろうまい

ラストシーン – まつざき幸介

何年でも待つよと いったらあなたはさびしく 微笑みながらそんなことをしたら 不幸になるわ忘れた方が いいというありがとう しあわせだったわ一緒に歩けなくって ご

遥かなる想い – まつざき幸介

誰もが一度 川の流れを変えてみたいと若くもえたあの日の唄がどこかで聞こえているにぎやか通りぬけ裏通りの陰でふっと足を止めたその時いつも聞こえてくる若い夢が 君の

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