ましまろ

ガランとしてる – ましまろ

百合だって 薔薇だって その瞳は
透き通ってはさざめく波もよう

近づいて 遠のいて 逃げだしてく
色づく鬼灯より音も立てずに

いつもはやわらかい夕暮れ時が
かたまり ひびわれて ぶつかる ぶつかる
何もない 何もない ようなふり
何もない 何もない ようなふりして

いつもはやわらかい夕暮れ時が
かたまり ひびわれて ぶつかる ぶつかる
何もない 何もない ようなふり
何もない 何もない ようなふりして

夏光り ひたひたと こぼれ落ちる
カーテンあけっぱなしの不在証明

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しおからとんぼ – ましまろ

夕立のひとしずく風のまばたき風のまばたきあいまいで何となくおぼろげなんだおぼろげなんだ行ったり来たり途方にくれとりとめもなく宙ぶらりんで夕立のひとしずく風のまば

ハートビート – ましまろ

ハートビート 土曜日切り取るナイフハートビート あふれて うさぎのジャンプつばめがくつろいでいる高すぎる屋根の下でハートビート 校庭 波うつ チャイムハートビー

水色の風船 – ましまろ

水色の風船 ずっとのぼっていくお別れの時 いざ さらば水色の風船 小さくなっていく3時のおやつ ロールケーキ金魚鉢じゃないよ ほら麦藁帽子かぶってピアノまじりの

山の師匠 – ましまろ

山の師匠は山にいるでっかい杉の木の下で葉っぱを巻いて吸っている山の師匠は山にいる山の師匠は山にいるすべてのけもの道を行く枯れた言葉を拾ってる山の師匠は山にいるド

ずっと – ましまろ

宇宙の謎やがて解けて 素顔がさらけ出されて月のマンション売り出されて 新しい街ができてもむじゃきすぎる 君のその笑顔他に何も見えなくなるんだ恋の謎だけは 解けな

ぼくと山ちゃん – ましまろ

勢いつけてプロペラを 回せばエンジンが笑うオイルの匂い砂ぼこり 土曜の午後の原っぱでケイがUコン飛ばしてる なまあたたかいくもり空ぼくと山ちゃん見てるだけ シャ

いつかどこかできっとまた – ましまろ

コスモスが咲いて夏は彼方ヘサックスの空と白い雲乾いた風ひと吹き果実が割れる夕日は長くて夢を描いたキャンバスに涼しい風ひと吹き「いつかどこかできっとまた」笑ったよ

はだしになったら – ましまろ

クヌギの樹液たれている こっそり隙間覗いてる水たまり映す 白い夏のドレススマートボール遊ぼーよ アイスクリームチョコバニラ屋上広場に 沈まない太陽知ってる事とわ

したたるさよなら – ましまろ

なまめく 虎の縞模様夕陽の 首が折れている19世紀の絵の中の海へ思い出 冬の体育館シャッター 逆光のままで吐く息白い 冷たいやさしさしたたるさよならしたたるさよ

体温 – ましまろ

いいにおいがする なつかしいにおいコマ送りのまま 砕け散る波に真冬の海で溺れる 金属の夢自転車に乗って 君と2人乗り枯れた木の肌に 凍みる昼下がり坂道下るスピー

天国の扉 – ましまろ

ママ バッジを外してくれもう必要ないんだだんだん暗くなってきたもう何も見えないよトントン あの世のドアをノックトントン あの世のドア叩くトントン あの世のドアを

海と肉まん – ましまろ

友達のクルマに乗って海へ行くはずだった友達のクルマに乗って海へ行くはずだったガソリン揺れて12月の夕暮れだ筋肉痛の腕のまま海へ行くはずだった筋肉痛の腕のまま海へ

遠雷 – ましまろ

わだかまる雲 ひっぱるネオン 半開きの窓南へ走る 列車の音が 風に途切れてるフラリフラフラ 考えている 考えてもない 眠くない錆つく鉄の 橋の下には カラスの休

わたりどり – ましまろ

招かれた空に なまめかしく 約束の地へ予言されていた 翼の夢 海峡すべりだす輝きのあと 無表情の気流に雲の山脈 越えてゆく輝きのあと 無表情の気流に雲の山脈 越

妙なねじれ – ましまろ

チャンスはもう 2度とはもう許されたキスためらうほどけたリボンさざめく夢の中で 待ち合わせてそのまま目がさめたような枯葉がだまりこむような街の中では 時は流れず

成りゆきまかせ – ましまろ

寺町横切り木星を抜けて2つ目の角を左に曲がれば10月に咲く桜もあって愉快だよ地球の夢が行ったりきたり繰り返す成りゆきまかせで成りゆきまかせで彫刻のような黄昏の道

ナポリの月 – ましまろ

ナポリの月は ポンペイの夢ビール注ぎ ひとしぼりナポリの月は 青くやさぐれフェラーリさえ カタツムリ湾を見おろす 古い石壁今よりのどやかな世界を 望む猫ナポリの

ローラー・コースター – ましまろ

ちっちゃな大事な魔法が褪せたって背骨の凍ったライオン失せたって犬のそばからいつでも向い風今いるここで生きている 象もいる逆さにきれあがる海に猫走る風がなければ風

ひき潮 – ましまろ

貝がら 拾ってすすいで ながめるまぶしい 潮風かもめは 真白とぎれた 言葉に波音 しとやかならんで すわってだまって 休日

けあらしの町 – ましまろ

けあらしの町へと赤錆たバスが行く哀しみの潮風冷えた髪 きしませる人いきれの 夏はまぼろしこぼれ落ちる砂で宙に浮いた 台詞書いた時からまわるブルース人いきれの 夏

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