ほのかりん

  • 春が来るわ – ほのかりん

    心 くしゃくしゃにして 丸めて捨てた怖い 未来の話 今はしないで 繋いだ手を 離さないでよって言ったのは 私だったのにねもう 戻れないけれど 春が来るわ、 貴方が眠れない日は私が居た事 思い出して欲しいな溶ける雪に 二人を重ねてたの身体の桜の痕 散るまで側に居て 冷たい 貴方の指が 唇に触れる不意に 寂しい目をする 貴方が好きよ 抱き締めた時は 二人の顔が見えなくて良かったと思うの きっと惨めに …

  • カフェラテ – ほのかりん

    思い出す体温は、気付いてた内存で、聴こえたの哀音、「君が好きだったよ」思い出した季節は、雪日のミルク色、歌ってよ愛音「僕も好きだったと」 冷えた手を何度も押し付け合い、寒いねと今年も笑えたなら温めて欲しかったな ああ、君はきっとあの日から少しずつさよならの準備をしてたんだと混ざりきったカフェラテに二人を映していました 偽物の体温が、残っていて内存が、呟いた哀音、「悪い夢を見たわ」偽物になったとき、…

  • ヒーロー – ほのかりん

    黙ってる割に鮮明に 心が騒ぐんだちっぽけな正義感でまた ものを測ろうとして脳内で何度も繰り返す 君が泣いているところヒーローみたいにさ 飛んで行けたらいいのに それでもきっと「大丈夫」って泣きそうな顔で笑うんだろ?そうじゃなくって僕の前では弱くていいよ 君だけのヒーローになってあげたいんだ他の誰かには 悪者でいいの 君が大事だ 笑ってるとより着実に 心を蝕んだちっぽけなこの世界がただ ひとつと思い…

  • 偲ぶ – ほのかりん

    僕だけが君を分かるよって 簡単に言うけど我慢してるつもりなどないの 見ないフリをしてる 傷付けたことも 泣かせてしまったことも棚に上げて 君を縛って壊してしまうほど君を愛してしまっていた君を奪って拐ってしまいたいほど君を妬んで偲んでいるんだ ひとり ひとり 僕が君を大事にするって 簡単に言うけど期待してる時間などないの 許されないから 素敵な言葉が 聞きたかった台詞が耳を撫でる 君を縛って壊してし…

  • 僕を彼氏にどうですか – ほのかりん

    君を好きになってから返信来てないのか携帯気にしちゃったりいつもは聴かないような何だか 切ない曲 聴きたくなっちゃたり ふとした瞬間に、会いたくなったり君の笑顔が 頭に張り付いて 離れなくって 君の匂いが好き僕を見つめる その瞳誰にも見せないでいて誰にも教えないでいて僕を彼氏にどうですか 君が嫌だと言う所全部まとめたってさ 愛しいと思っちゃったり強気な癖に弱い所人間らしくってさ 抱き締めたくなったり…

  • おまじない – ほのかりん

    私が幸せに なるためのおまじないゆっくり 私にかけて こんな 迷っている間にも貴方は好きですなど 甘い言葉 囁いてしまう試すような 貴方の目が真っ直ぐで耐えられずに 逸らしてしまう 私を許して 貴方を好きになっては いけない理由を探すのに 必死になってる本当に私なんかでいいの おまじない 私にかけて恋に囚われる 私見つけてさよならの「いつか」が 怖くなってしまう私の 呪いを解いて二つ並んだ 歯ブラ…

  • 海月と紫陽花 – ほのかりん

    水平線で揺れる私は海月みたい 君は気付かない振りで笑うの「僕の心も洗っておくれよ」馬鹿ね湿っぽい君は移り気でまたブルーのネイルを塗る 海岸沿いで泣いた紫陽花は私みたい 涙流せないままで笑うのシャワーに溶けた君の声は泡になる 馬鹿ね湿っぽくなるのは嫌でしょう?ワンピースのジップを下げてよ BUT SAD BEDSIDE MUSIC 脱がせて欲しい 虚勢のハイヒールをシャルドネ片手に 甘いビルが誘う君…

  • 君を魅る – ほのかりん

    「ゆっくり嫌いになって」と笑顔で君は言う「僕ならずっと側にいるよ」そんな言葉も刺さらないんでしょう?結局の所 僕は君に夢中でさ 君が言った愛しているで溶けてしまいそうな所なんだ ゆらゆらしないで僕を見ればいいよ朝が来て消えるような奴じゃないから信じて側にいなよ試してるような突き放す言葉じゃ離れない離さない僕は今までの奴と違う、君の傷までちゃんと愛してあげるよ 「いつまで君の側にいれる?」 泣きそう…

  • 無粋なキス – ほのかりん

    惨めな思いをさせたわね きっと許さないから喧騒に髪を撫でられて これは孤独だと知るの 不埒に染まってしまうのね きっと許せないから無粋な言葉で温めて これで最後にしましょう ずるい言葉でずるい事言わないでよずるいキスで黙らせた 思い出は過去に走り姿がもう見えない待ちに待った幸せは手を繋ぐのを待ってる私はね昔より貴方がちょっとだけ許してね、嫌いにね、成ってしまっただけ 惨めな思いをさせたから ずっと…

  • 愛別れ – ほのかりん

    貴方の笑顔ばっかり思い出せるのよ、本当に貴方は如何?幸せだったかなぁ私は泣いてばっかり、その後怒ってばっかり笑顔は如何?思い出してくれたかなぁ 私の決意が揺らぐより先に目を閉じて 愛してるって何度も言って笑いあった日より私の事など忘れてね薬指を光らせるのは貴方が良かったよさよなら 愛故の別れよ、 貴方の仕草ばっかり思い出せるのよ、本当に何時ものさ、 口癖は変わらない?私はふざけてばっかり、その後悔…

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