はかまだ雪絵

最果て岬 – はかまだ雪絵

凍てつくような オホーツク
船は 港で 軋んでる
鴎 風雪 耐えながら
今の私と おんなじネ
流氷 泣き泣き 押し寄せて
思い出 あの頃 寄って来る
あぁ 春まだ遠いよ 風の港よ
北の最果て岬よ

僅かに陽の射す オホーツク
オオワシ 鳴き鳴き 海の上
日本列島 最果てに
ひとり女が 着きました
泪 あふれて 流れます
あなたの 温もり 忘れます
あぁ 春風来て来て 流氷岬
北の最果て岬よ

この町生きて オホーツク
あなた 昨日も 忘れます
今日は泣かせて くれますか
二度と 泣き言 言わない
もうすぐ 漁場(ぎょば)へ 船が出る
私も 船出をして行くの
あぁ 夢だけ見てみて 最果て港
北の最果て岬よ

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恋しゅうて – はかまだ雪絵

恋しゅうて 恋しゅうて あんたに ほんに逢いとうて泣いとるワ 泣いとるワ 毎晩 酒飲んで ア・タ・イタバコなど 知らんのんに 教えてくれたんは あんたや恋しゅう

冬湊… – はかまだ雪絵

小石拾って 投げてみて冬の湊で 泣いてみた…雪が チラホラ 降る漁港夢も あんたも 忘れますいいのよ いいのよ この未来(さき)…私…いいのよ いいのよ あんた

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さよならと 汽笛が泣いてみれん置き去り 遠ざかるカモメさえ つばさを濡らし別れ惜しむよ 北みなともうすぐ粉雪 舞う季節わたしはひとり これからひとり思えば寒い 

花明かり – はかまだ雪絵

長く続いた 冬の日も芽ぶく命に 春はくるあなたと出逢って 気が付いたこころがほのぼの あたたかいめぐって来たのね 私にもしあわせ夢呼ぶ 花明かりいつもいたわり 

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