はかまだ雪絵
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花明かり – はかまだ雪絵
長く続いた 冬の日も芽ぶく命に 春はくるあなたと出逢って 気が付いたこころがほのぼの あたたかいめぐって来たのね 私にもしあわせ夢呼ぶ 花明かり いつもいたわり かばい合い愛を灯して 暮そうとあなたのやさしい 胸の中陽だまりみたいに あたたかい背伸びをしないで 生きてゆくしあわせ夢呼ぶ 花明かり 空にかかった あの月が鏡みたいに 写し出すあなたの笑顔に 励まされこころがぽかぽか あたたかい悲しい涙…
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哀愁北みなと – はかまだ雪絵
さよならと 汽笛が泣いてみれん置き去り 遠ざかるカモメさえ つばさを濡らし別れ惜しむよ 北みなともうすぐ粉雪 舞う季節わたしはひとり これからひとり思えば寒い こころ凍えますああ あなたのネ ぬくもりを夢でもいいから 夢でもいいから届けてよ 夕波の しぶきの粒は流す涙の 味がする潮風に ふるえる影が出船見送る 北みなとどこより遅れて たどり着く桜の便り 春待つよりも長くてつらい 夜が忍び寄るああ …
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冬湊… – はかまだ雪絵
小石拾って 投げてみて冬の湊で 泣いてみた…雪が チラホラ 降る漁港夢も あんたも 忘れますいいのよ いいのよ この未来(さき)…私…いいのよ いいのよ あんたも忘れて風で 涙も 出やしない雪で 想い出 消してゆくひとり この町 離れます恋の捨て場の 冬…湊… すべてこの海 捨ててゆく鴎 拾って行くがいい北の 小さな みなと町みんな この浜 埋めて行くそうなの そうなの この未来(さき)…私…そう…
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恋しゅうて – はかまだ雪絵
恋しゅうて 恋しゅうて あんたに ほんに逢いとうて泣いとるワ 泣いとるワ 毎晩 酒飲んで ア・タ・イタバコなど 知らんのんに 教えてくれたんは あんたや恋しゅうて あぁ 恋しゅうて毎晩 電話を 待っとるン 恋しゅうて 恋しゅうて あんたに ほんに逢いとうて読んでるワ 読んでるワ 昔の手紙を ア・タ・イ夢ンなど 無かったんに 見させてくれたんは あんたや恋しゅうて あぁ 恋しゅうて毎晩 電話を 待っ…
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最果て岬 – はかまだ雪絵
凍てつくような オホーツク船は 港で 軋んでる鴎 風雪 耐えながら今の私と おんなじネ流氷 泣き泣き 押し寄せて思い出 あの頃 寄って来るあぁ 春まだ遠いよ 風の港よ北の最果て岬よ 僅かに陽の射す オホーツクオオワシ 鳴き鳴き 海の上日本列島 最果てにひとり女が 着きました泪 あふれて 流れますあなたの 温もり 忘れますあぁ 春風来て来て 流氷岬北の最果て岬よ この町生きて オホーツクあなた 昨日…