にしな

透明な黒と鉄分のある赤 – にしな

Shall we dance dance dance
酔いどれ、月夜花乱れ
その手の平で麗しく
踊らせてみせて
私、誰をも欺き
微笑みながら踊るから

レコードに針を落とせば
軋みながら回りdance dance dance
今宵私を濡らすナンバーは?
綺麗なままでいたってさ
傷ついちゃうこの世ならば
透明なまま黒に染まってゆく

誰も私を責められはしないの
燃える若葉に天地無用ならば至極単純

Shall we dance dance dance
酔いどれ、月夜花乱れ
その手の平で踊らせて
下らぬ正義感も
胸の痛みも用がない
混じった香水甘い
ダンスフロア

氷が溶けてゆく
またゼロになる前に
白紙のままでいれない
1人、握って破ってを繰り返して
ボロボロになった私を
私だけは愛してあげたい

Shall we dance dance dance
酔いどれ、月夜花乱れ
孤独なほど麗しく
舞い散れたのなら
はらり、何よりも美しい

Shall we dance dance dance
酔いどれ、月夜花乱れ
その手の平で踊らせて
下らぬ正義感も
胸の痛みも用がない
混じった香水甘い
混じった香水甘いだけの
ダンスフロア

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