なおみあき

外交官~赤い石榴~ – なおみあき

市場を抜けた 突き当り
白く燻(くす)んだ 家がある

記憶は今 石榴の赤
そして 愛の 香り
碧く 輝く空に 裂けた瓦礫の町

何を求めて 争うの
赤い石榴が 泣いているでしょう

乾いた風が 吹いている
砂漠のような 町だけど

忘れられぬ 人が今も
暮らす そこは ペルシャ
赤い実をした石榴 歌う売り娘(こ)の声

愛は今でも 燃えている
きっと あなたと 巡り合うはず

赤い石榴は 甘苦く
あなたの Kissと 良く似て不思議

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