つばき

  • 春の嵐 – つばき

    強い風が吹く 春の夜の僕らは狂ったように咲く あの花びらの中ああ どうにもならない気持ちを 君も僕も抱えたまま通り過ぎる車のヘッドライト それを映しては消して もしも願いが叶うのならば‥そんな事を考えて夜空を見上げた 何も言えず言葉をずっと 宙に浮かべる二人はまだ遠く響くいつかのメロディー 懐かしむのかい 今でも… 何処へ行くんだっけ?また歩き出した僕らは狂ったように咲く あの花びらの中をねぇ い…

  • 来る朝 燃える未来 – つばき

    狂っているよ こんな世界はテレビを見て思った誰かが晩く そんな事を分かり切っている事さ 都合良過ぎて嘘つき過ぎてそろそろツケが回ってきたのさ テレビでいう正義と悪のつじつま合わなくなってんだ そして隠し持ってた凶器を手にし誰かの夢を裂く来る朝を裂き光る未来を消そうとする 言いたい事など ほとんど 言えずに隅っこで息するのが限界誰かが嘆く そんな事を分かりきっている事さ 言菓もまるで 無意味なんだよ…

  • 花が揺れる – つばき

    色のない風が吹くこの街を歩いてたら誰にも期待されず一輪の花が咲いてたあきらめる事さえ出来ないで流されてもそれを見て「僕らも」つて今日もまた思っていた こんなこんな風に何度 何度 思うかな…思い続けるかな… 僕らは 僕らは 僕らは追いかけて何度も 何度も 何度も転んで見えない明日を待ち続けてるこんなところじゃ終われないんだと くだらないと言われたプライドを捨ててみても何気ないこんな日にそっとまた芽生…

  • 今日も明日も – つばき

    僕は歌う今日も明日も何のためか分からないまま胸の奥の消えない孤独が歌わせる今日も明日も 僕がいない僕がいない心はどこにいった上辺だけで明日を歌っても何 一つ変えられず涙は止まらない 僕は歌う今日も明日も誰のためか分からないまま胸の奥の消えない孤独が歌わせる今日も明日も 君がいない君がいない忘れてしまいそうさ上辺だけで君を思っても何一つ捨てられず涙は止まらない 鎌になって嫌になってそれでも信じたくて…

  • 君がいなければ – つばき

    今日は外に一歩も出なかった何処にも行かないでずっとボーっとしてたそんな日の夜は決まっていつも世界と切り離されるこの住み慣れたアパートの部屋だけが宇宙の隅に飛ばされて 当てもなく漂ってるんだ 目の前にあるパソコンも携帯もここじゃ繋がらないただのプラスチックさそして僕はひとりぼっちで目を閉じて耳を塞いで忘れようとしたり心に刻もうとして分かんなくなって沈んでくねぇ これからもずっとつらいままかな 君がい…

  • 片道キップ – つばき

    君はまだ相変わらず 駅前イライラしていてその手には片道キップを 握りしめているのに 日常に埋もれた 本当の気持ちに気付かぬフリして 何処へ向かう明日への不安や 誰かとのさよならに今も戸惑うのか 迷い込んだまま その手を伸ばして 手に入れるモノは君が君で いるための未来だろう知りたくもない自分と向き合って 飛び出せ未だ見ぬ世界 君はまだ相変わらず 駅前フラフラしていてその手には片道キップを 握りしめ…

  • 冬の話 – つばき

    誰もいない暗い部屋で色んな事を考えていた生きる事とか死にゆく事や自分の価値やあなたの事を 出るはずもない答えだからさ明日になれといつも思うよ目を閉じたら思い出してしまうあの日の事を 君が息をしなくなった僕は 今も歌っている何十年経ったとしても心は共にあるんだろうか 冬の空 帰り道雪が降る帰り道繋いだ手笑う顔白い息ぬくもりも 誰もいない寒い部屋は色んな事を考えさせて悩ますから苦しくなるし 嫌にもなる…

  • 東京の空 – つばき

    午前五時の夜明け前に僕は一人駅へ急ぐ歩き慣れた道の途中いつもの踏切がやけに切ない 嗚呼、薄暗い静かなホームにもう列車の音がだんだん近くなってくる 君と二人座ったベンチ冷たいままここにあってため息まじり吐いた煙まだ暗い夜に消えていった 嗚呼、忘れてた二人の出来事をこんなものを見てはまた思い出してしまうんだ 赤い列車に乗り込んで今少しずつこの街離れてく窓から見える東京の空君の街は遠くなってゆく 僕はい…

  • 銀河列車 – つばき

    抗って抗っていたい 目の前の現実に飛び込んで飛び込んでみたい 誰も知らない彼方へなんてカッコつけて 嗚呼 毛布に包まってマンガ読んでるねぇ 未来は何処行く? 夢の最終列車 あなたを連れて最終列車 飛び乗りたいけど最終列車 まだ間に合うかな 未来 未来 未来 「意味なんて意味なんてさぁ 求め過ぎるのもどうかって気がしてる 本当さ もう 感じるままで終わりたい」なんて青い春の夜風に 吹かれながら見てた…

  • 光~hikari~ – つばき

    君の優しさに甘えていた さよならが残してった風の香り別れの季節一人歩く夜 今でも思い出してしまうから 君がいない夜はまだ 心欠けてしまったみたいで探してしまう 月明かりに照らされて笑ってる君を どうせ出ない答え探したり くだらない言い訳を考えたり繰り返すだけ繰り返して 何が欲しかった それさえも忘れそうで 行き場のない想いがただ 空しくて悲しくて壊したくて何も出来ない 毎日を自分を今日だって 隠す…

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