そらる

burnable – そらる

大人になれば、いつかは希望や憧憬は廃棄物と化して捨てられると
想っていたが、ところが、いまだに忘れられないのだ。何処へ行こうか。
理想の世界に沈んだぼくは、夢の中で鳴らすのだ、クラッカー。
事志と違って、現に足宛いている。如何演って呼吸をしようか。
哀しくもない、痛くもない、争いもない。なのに何故か涙が出る、
如何して泣いている。あおい夜に光る夢がめらめらと燃えている。
壊れそうでどうかしてしまいそう。「届きやしないのだ」って
諦められないで、今も未だずっとそれに愛焦がしている。
一人の世界に沈んだぼくは、朝の淵で閉ざすのだ、シャッター。
夢を嘯いて今日を仕舞えば、想いが囀った。如何演っていのちをしようか。
聴きたくもない、視たくもない、未来しかない。なのに何故か息をしている、
如何して笑っている。あおい夜に光る夢がめらめらと燃えている。
壊れそうでどうかしてしまいそう。「届きやしないのだ」って
諦められないで、今も未だずっとそれに愛焦がしている。
長い夢を見て居たのだ。それは長い夢を。懐かしい想いが宙を舞った。
何も無くたって出来ることだって在るじゃあないか。今、あおい春に描く夢が
ぼくの中で燃えている。壊したくないものだったのだ。届きやしなくたって
前に進めりゃあ善いさ。だから未だずっと手を伸ばし続ける。
明日もまた屹度それに愛焦がしている。

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