この調べを手にとった理由はただ
あまりにも長過ぎる希有な冬を乗り越えるため
何度も奈落に落ちてしまって平衡感覚がバカになった
正しさを求めて矛盾していく思想の中で溺れて
踏み躪られて踏み躙って煌めいた物語の全て
積み木のように積み重ねた虚無が今にも崩れる
全てに 意味があって理由がある
そんなこんなで二十何年しおらしくてねえ笑っちゃうね
信じた楽園が地獄であっても
覚悟という名の諦念が僕の心を生かし続ける
いつでも繋がっている信じたい
絵空事は聞き飽きたんだ
最後の足掻きを
何回だって敗戦を重ねている
虚無に溺れたこの意思で狂った正義にもうさよなら
気が触れていたい
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堕ちていく位相の比溶かしてく磁力の日が今この世界に 消えゆく命を燃えゆくことへの 閉ざされた意味を知ることのはじまりを今この世界を ただこの右手は今この世界を
消えていく歩みより 虚しく存在がうごめくと 虚しく移ろいだ時間が 僅かに消えて遥かに残った辻妻捨てても吐いても足りないほど求めた行方は儚くて捨てても吐いても抜け
一人きりの夜に 嘆くことも忘れてしまう気付かない間に 濡れて濡れたこの手と頬も内緒にしててよ 醜い私のこと嫌っても内緒にしててよ それでも許していて 醜い私のこ
少女の音色は鳴り響く 嗚呼 惑わせて伝えたいことなんて 手から零れ落ちた右手に握ったフレットだけは 「覚えてる」あなたも私もあの少女の影を追いかけてるだけだと気
いつもと同じ道同じ景色 歩き回りいつもと違うのは 隣一人分の虚無で何も言の葉を語る術をなくしたまま地に着きそうな肩を支え歩く既になくなる手段 遠ざく姿 気が違う
重ね合わせた嘘も 作り上げたらすべて愛も富も名声も繋ぎ合わせて君は 遥か遠くへ消えたその先へ示し合わせたかのよう 何も見つからない音速で過ぎ去っていく風景に 足
僕が何を放ったところで どうせ何も変わらないんだよ今も蔑まれ蝕まれて 明日も明日も 生きていくんだよ掠れるほどにあげたこの声の行き先はどこにあるの「これからの嘘
不確かなことをすっと手繰り寄せていた確かなことさえそっと離れていく旨今 降りしきるは五月雨 いつかこの世界も晴れるでしょうそんな夢見がちなことさえも 残された精
この広い世界で 何ができたのだろう黒く歪んだ空が清々しく見える両手の指では数え切れない程の失ったものが頭をよぎっていくんだ正解がスイッチ一つだけで現れてしまうよ
何度でもここを目指した君が得たもの学んだもの無に返す手の中にあった 貴方との行方叶ったはずだと 心にしまって得たものは全て 望んだものだけできっとこれからも 息
あの日奪われた君との日々を思い出すことももうこの手の中にはいつかの結末が未だ現実を奏でて隣を歩いてたあの時の出来事思い出すことももう笑う際の癖何気ない仕草も嘘の
そう ライオンさんもチーターさんもうさぎさんもみんなひとつ大地の上のゆりかごの中この血を分ける大家族さ
生まれた感情 差し出す心情 今迄にないほどの憂鬱さえも 叩いた心音 後戻りできない今も叶うならあの時の君に伝えて一つだけ約束をさせてこの目が濁る前に心をヒラクオ
虐げられた 凡百の唄 重ねられたfeed out feed out again脳裏によぎる アイツの最後 砕け散ったのはfeed back feed back
朱色に染まった空が 告げるのは今や既にわからない夜の合図と奪われた生活の足跡だけかつて築いていた城 そこにはもう見る影もなく群れになる渡り鳥が示す栄華の最後理不
欺瞞に飾られたステージの上で誰かに向けた言葉と音が良心を蝕む権力を得て腐らない人間はいないようだ動機と大志には嘘はつきたくなかったはずねえ、もし受け入れられるこ
枯れていく言葉を吐き出すこと旋律を奏でて眠って過ごす動く活字に聞き入ること発覚出来ず眠るまで感情を形而下することで君は踊って生きてる撃った言葉のもとお前だけのp
見つめないでもう触れないでその目も手もまだまだ汚すぎる語らないでもう聞かないで私の理由なんてさ爪の垢くらいでしょ?1centの猶予をください息が詰まるでしょ辻褄
少しだけ寒くなったこの部屋の温度に身を委ねて室温に触れる indelible time縮んだ肺の感覚を覚えているかい渇いた喉が潤うような日々じゃ満たせないから結
神の意志があったとして僕ら既にプログラム頭蓋の奥のプリン体の用法・容量頭打ち踊っているの?踊らされているの?でもまだ頭蓋の奥で音は鳴ってるんだねえ、もういいかい