そこに鳴る

  • 氷上の埋葬 – そこに鳴る

    透明な悪意はまた無自覚に思想を犯す 低俗な加害者たち無自覚に識者を殺め 発覚した 二十余歳気付くには 遅すぎた逆らえない 時のように思想さえ 戻せない 目の前に広がった夢に見た世界地図彩は既に無く塗り潰された 君の優しさは甘さでしかない 氷が今にも溶けてしまうような甘さに僕は毒されるもう決して 戻れない気付いた時には既に遅かった人の形をした何か成り果てて 朽ち果てて 骸になってでも 美しくいたい人…

  • 永遠の砂漠 – そこに鳴る

    ひと時の安らぎに身を焦がし僕らいつだって蓋をして夢を見て溺れ続けて間違っているなんてわかっているなんて大丈夫そんなこと目を閉じて耳を塞いで 四畳半の海の中 乾いた呼吸分かち合って溺れてしまおう 枯れてしまうまで 瞳を閉じて 耳を塞いで 何も見ないし何も聞かない 四畳半の海の中 乾いた呼吸分かち合って溺れてしまおう 枯れてしまうまで このまま息を止めていれば永遠になれるかな 踊って 果てて 掌で 僕…

  • Lament moment – そこに鳴る

    この調べを手にとった理由はただあまりにも長過ぎる希有な冬を乗り越えるため 何度も奈落に落ちてしまって平衡感覚がバカになった正しさを求めて矛盾していく思想の中で溺れて踏み躪られて踏み躙って煌めいた物語の全て積み木のように積み重ねた虚無が今にも崩れる 全てに 意味があって理由があるそんなこんなで二十何年しおらしくてねえ笑っちゃうね信じた楽園が地獄であっても覚悟という名の諦念が僕の心を生かし続ける いつ…

  • black to – そこに鳴る

    しなだれた日々を辿る記憶の狭間で犠牲にしたものの数だけ 何が得られた?人は皆過ちを 繰り返すなんて聞き飽きていたはずなのに同じ狢だ 枯れ果てた過去 沈んだ未来も認められずに 腐ってしまう 曖昧になる 僕らの証が消えないように 歩んできた過ちをまた 犯してしまおうとも何度でも また 紡ごう しなだれた日々を辿る 記憶の狭間で倒れないための 今日を 人気の新着歌詞 draw -exact exodus…

  • white for – そこに鳴る

    人は経験しないと何もわからないそんなことわかってるってもうこれ何回目の話?ありふれた関係性じゃ満たされないってわからない わかってた? わかってる あなたに踏み込むことがきっと怖かった私が私じゃなくなってしまうような気がしてでも気付けば寝顔とか見たりしたりしていて笑っちゃうよね 笑っちゃうよな 笑えないな 仕草一つでも許せないあなたを支配する道理なんてないのに愛とか恋とかそんな言葉で片付けたくはな…

  • 天秤の上で – そこに鳴る

    気付いた世界は思い出かな取り残された現実は 命が吹き返したパラドックスに戸惑う私は認められず いつの間にか ここに居ると 君に導かれ通り過ぎた命の火をまた 繰り返す間に合わない 変えられない過ぎ去った世界は貴方を殺してまで続く命は重いのか オート的に抱え込んでた 消えてしまう過去をいつでもそこにあった日々に騙され無くなっていくこと いつの間にか ここに居ると 君に導かれ通り過ぎた命の火をまた 繰り…

  • 極限は刹那 – そこに鳴る

    眠りにつく瞬間ふと怖くなって目を閉じてしまえば 幕を引いて一切合切全部捨ててしまっていいかな 僕を形作る全てがこの体にのしかかる全身全霊以ってしてでも乗り切れない いつだっていつだって明日が怖い目を開けたってピントが合わないしいつだっていつだって昨日が僕の行く末を掴んで離さない永遠のように 積み重ねた時間の数だけ得られたものはどこにあるのヒビが入ればそれでお終い 形骸化しただけの優しさに毒されてい…

  • avoided absence – そこに鳴る

    僕だけに映る未来が目覚めても眠っても頭にこびり付く一つだけ許されるなら夢の中息をして微睡んで暮らしていたい起こさないで 僕だけに映る未来が何色かわからなくなっていたそれだけのこと 中身がないような言葉で 相対を避けては囚われて言葉を纏った鎧は いつ なくなってくれるかな 夢の狭間でずっと悔やんで悩んで歩を進めてるなんて馬鹿らしくて笑えるななんて君の声色一つで全ては変えられるなんて少しだけ言わせてく…

  • Mirage – そこに鳴る

    もしも君にとって僕が畏怖になったら積み重ねた時間全て焼き尽くしてしまうようなこの手の温度で触れたい まるで蜘蛛の巣のように絡みついてしまう目を背けることも許されないようだこれ以上に傷つくならもういっそ 壊してしまいたいどうせ触れるなら抱き締め続けて骨が折れる程この心臓が止まってしまう時それが君の中で何を意味するか 教えて このままじゃダメだね そんなことわかってる後悔がやってくる理由なんて知ってる…

  • 楔の先 – そこに鳴る

    積み上げた 意志も心も崩れては また積み上げる行方など 見えるはずもなく今日もまた 歩を進めていくだけ いつだって 忘れたくはない一歩目を 踏み出したこと解れていく 衣服のような記憶なんて当てにできない 確かな一日踏みしめて最後に最後の息をする失意の中でまた息を潜める 一瞬で無下にするような二律背反僕らの思想開き直ることなんてない驕りたくもない 無色の日々 何度も何度も裏切ったそれでも消えない日々…

Back to top button