帰り道 大空は真っ黒に塗りたくられて
満月がLED電球のよう
なんでかな、今すぐに全力で坂を自転車で
駆け下りて、そして派手に転びたい
きみのうつる全ての記憶が 音のない昔の映画のように
紗のかかった 白黒に彩られてく
もう二度と懐かしい思いをして泣きたくはない
においから一瞬で導かれるような
まとめれば結局は死ぬためにあるのかもしれない
そうでなきゃ、ここで笑う理由がない
きみの見せた全ての表情が
雨に濡れ滲んだ水墨画のように
紗のかかった白黒に彩られてく
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大雨のメロディ – すばらしか 君が本当にいい人ならば その胸の奥に隠している言葉で 僕を殴ってくれそしてなにより大事なものは その目の奥にしまっていつも 光らせておいてどうして地面のシミを
鍵がない – すばらしか 仕事終わりに 家に帰り缶ルービー 片手にとりグラスにそそぐ音が遠ざかるなぜなら今の俺には鍵がない 鍵がない 鍵がない 鍵がない休みの日に 家でこもり子供たち 育
隠そうとしてるだけ! – すばらしか 午前6時の下り列車の ドア付近にもたれかかり向かいには夜にも見はなされた 男がゲロまみれいいじゃん 自由にやるのが一番だよいいじゃん 適当にやってりゃいいよ な
へい!へい!へい! – すばらしか 何かがおかしい 絶対おかしいみんなが正しい 私は間違いなんてありえないことがありえるこの世が どさくさにまぎれ裏でヒソヒソ喋る 話し声は聞こえている全てが悲しい
傘を差したままの心 – すばらしか 青信号を待てなくて 通りを横切ると一筋のクラクションが ビル街に 響いてく最後のセリフを噛んで 君はぼくを背に地下鉄への 階段を すたすたと降りて行く嘘をつくの
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いい人どまりの俺と僕 – すばらしか さかさ脳天 さらば正気ビルの上の自由人の詩夜の街 君や恋し立ち止まった大通り沿い信号がなかなか 青にならないから交差点の向こうの君に会えないやることが なにもな
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悲しみなんてしょせん – すばらしか 悲しみなんてしょせん 一瞬のことだろう君は知らない街で 僕を知らない誰かになる殺気をまとった言葉が 君を傷つけるそんなとき君の涙が 街に降りつける雨になるなら
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試してみたい – すばらしか 試してみたい 答えがあるかどうか知りたくはない その中身は感じていたい 太陽の光を知りたくはない その遠さをどこかにヒビが入れば みんなが何か言いたがるから 生