しゅーず

浮世に華 – しゅーず

猫の額ほどの根城と 後ろ指差して
犬も食わない私生活と 嘲る権利は
在りゃしないってよ?
何処ぞの馬の骨ちゃん
人生まるっとボロ儲け

さりとて独り身にゃ
そよぐ夜風は目に沁みる

色恋沙汰 雑多な日常
地獄の沙汰もなんやかんやとかわしつつ
目指す華金 金言より money
猫も杓子も 欲しがっちゃ 敵わない

枯れるまでは咲き誇る華であれ

取るに足らない 日常でも
必死に生きて
ご褒美だってありゃしないのに
媚びへつらって
遣る瀬無いんじゃない?
どこぞのお偉いさん
骨折り損の 負け戦

されどもこの世には
美味い肴も酒もある

天真爛漫で Tuesday Wednesday
狂喜の沙汰で 踊る阿呆に 見る阿呆
色とりどり ドリームよりもmoney
腹が膨れなきゃ夢だって見られない

追いかけていれば いずれ道になる

浮世に漂えば 渡る世間も笑い出す
心持ち次第

ママゴト秘め事コトコト煮込んで
冷まして温めて味染みりゃ食べ頃でしょ
人生味わい尽くしていこーね
猫も杓子も 幸福であれ

色恋沙汰 雑多に生きてりゃ
春夏秋冬 過ぎ去ること 目まぐるしく
目指せ華金 金言より money
猫も杓子も 欲しがっちゃ 敵わない

揺り籠から墓場まで適齢期

枯れるまでは咲き誇る華であれ

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