しばたはつみ

サイレント・トーク – しばたはつみ

ねぇ 切らないで何処にいるのよ
もう半年も音沙汰なけりゃ
顔も忘れてしまうじゃない
ベルが鳴る ためらいがちに
響き出す あなたの言葉

電話線クルリと巻いた
指先に夜が染まるわ

ウウーン ごめんね黙り込んでて
涙で声がつまってるだけ

サイレント・トーク 遠くはなれた
想いをそっとたぐり寄せるの
サイレント・トーク 無口でもいい
心をじかに話しかけてよ

バス・ローブはおった肩が
凍えそう もう春なのに
恨んだわ けんもほろろに
あなたから突き放されて

ウウーン ごめんねもう遅すぎる
隣の部屋に違う恋人

サイレント・トーク 今は倖せ
そう呟いた嘘がひとひら
サイレント・トーク 海にいるのね
波の響きも泣いてるようよ
サイレント・トーク 夜空を渡る
か細い線が もうちぎれそう
サイレント・トーク受話器を置けば
想い出という旅がはじまる

人気の新着歌詞

合鍵 – しばたはつみ

乾いた町に 風が吹くほこりに巻かれて愛が消える私を女にした人なのやさしかった 昨日までこの合鍵が 棄てられないあの扉二度とたたいちゃいけないの唇をかんで憎んでみ

アダルトラブ – しばたはつみ

まだ半分は眠る私に細身の煙草をくわえさせるとあなたは片眼つぶって見せて冷たい背中扉に向ける笑ってしまう 笑ってしまう初めてふられた 少女のように裸足で窓へと駈け

アンクル・トム – しばたはつみ

おじさん いつものブルースをいつものようにやっておくれ酔ったお客がアンクル・トムのまるい背中をたたいて言った安い酒場 古いピアノ淋しく死んだ男の歌をわざと陽気に

ショーガール – しばたはつみ

都会にあこがれて故郷捨てたわ夜明けの停車場であの人はさよならの言葉を幾度も繰りかえしてそっと背中をみせたあれから一年の月日が流れて私は踊り子に身をかえた舞台の片

シンガーレディ – しばたはつみ

シンガー・レディ AH………歌を愛して生きていた星たちは遠い想い出の空で 今も輝くシンガー・レディ シンガー・レディアア…そう呼ばせてほしいシンガー・レディ シ

スポットライト – しばたはつみ

誰でも一度くらいスポットライトが当るでしょうねえ それが 人生というものでしょうあなたとくらすときまった時に私はそうかと思ったけれどそんなの夢だと三日でわかり一

ブルースを唄う女 – しばたはつみ

ブルースを唄わせて私の唇が別れた男を恋しがってるブルースで酔いたいの泣くのはこりごりなのよ淋しい女だから意地でも張らなきゃ死にそういい時はいいけれどまぼろしね 

火の鳥ならば – しばたはつみ

今夜雨が降ります私きっと 濡れます傘がないの 失くしたのよあなたの心と一緒に今夜雨が降ります川の水も 増えます身投げしそう あの橋からあなたと別れた橋からああ私

濡れた情熱 – しばたはつみ

熟れた果実を 二人で分けた恋の夜をうらまないわ 全てあげた私オリーブの花 髪に飾ってあなただけを 待ちわびたの甘いしのびあい 濡れたあの砂悪いのはあなたじゃない

夜はドラマチック – しばたはつみ

ラグジュアリー・レディーをはだしにすることが男の魅力といえるかもしれない夜は 夜はドラマチックワイングラスでおぼれそうな昼と夜とが重なる時につめたい心で立ってい

化石の荒野 – しばたはつみ

さめた男の胸板に耳をあてれば聴こえて来るすすり泣くような北風と獣(けもの)のうなり人は化石の街に住み愛の欠片(かけら)を探している時の魔術師にだまされて心を開い

Back to top button