梔のままぼくら沈んでく
「見知らぬままがよかったのかしら」って
それはないよ
またこれだ
はじまりに突然襲われて
おわりが忽然と連れさった
貝殻となったことばだけ
乾いた砂上に残したまま
耳元にあててせがんでも
潮騒の影もきこえない
熟しても 残酷さ 思いの泡はひらかなくて
“You need to get out of the wer words,
to surface from that dripping wet world.”
“Come surface from there.”
“Those dripping wet words and worlds.”
またこれさ
齧られたはずのこの味は
齧られず朽ちて落ちてゆき
立ち去れずいまも
立ち尽くしていることも出来ず窪んだまま
場違いなことばに圧されて
間違い犯して歪んでく
きみが残した
優しさの香りも嗅げない深淵で
梔のまま沈んでく
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