こまどり姉妹

浅草姉妹 – こまどり姉妹

なにも言うまい 言問橋の
水に流した あの頃は
鐘が鳴ります 浅草月夜
化粧なおして
エー化粧なおして 流し唄

親にはぐれた 浅草姉妹
胸にゃ涙の 露しぐれ
泣いているのに 笑顔で唄う
辛い苦労を
エー辛い苦労を 誰が知る

眼では見えない こころの中にゃ
母に逢う日の 夢がある
二人そろって 観音さまに
祈る願いは
エー祈る願いは ただ一つ

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祇園エレジー(お座敷小唄) – こまどり姉妹

富士の高嶺に 降る雪も京の祇園に 降る雪もいとしあなたの てのひらにとけて流れりゃ おなじことひとめ見たのが 縁となりほどのよいのに ほだされて憎いことばを 交

こまどりサンバ~幸せになりました~ – こまどり姉妹

「バーモス カンタ(歌いましょう)」「バーモス ダンサ(踊りましょう)」サンバ サンバ こまどりサンバ東京タワーが生まれる前から三味線抱いて生きて来たオーレ オ

こまどりのラーメン渡り鳥 – こまどり姉妹

こまどりの こまどりのラーメン渡り鳥まずは故郷 北海道へ吹雪 潮風 暖簾を揺らすお味噌にバターがほど良くとけて美味いっしょ アアンア 温もるね アアンア札幌ラー

二度目の春を信じます – こまどり姉妹

夢がこの世の 道しるべ命かけなきゃ 前には出ない泣いて情けの 深さを知りました ああ遅いけど 出直すわ二度目の春を 信じて生きて行く昔愛した 人もいた恋は涙の 

浪花節だよ人生は – こまどり姉妹

飲めと言われて 素直に飲んだ肩を抱かれて その気になった馬鹿な出逢いが 利口に化けてよせばいいのに 一目惚れ浪花節だよ 女の女の人生は嘘は誰かが 教えてくれる恋

石狩川 – こまどり姉妹

渡り鳥 どこへ帰るのここでまたここでまた 逢おうといったあの人は 今日も見えずに石狩の石狩の川はとても淋しい愛されて しあわせだった泣くことの泣くことの なかっ

幸せになりたい – こまどり姉妹

この世に生きる よろこびなんか誰もおしえて くれはせぬ意地を張っても こころじゃ泣ける自分に嘘は つけないさ幸せに幸せに なりたいのいのちを燃やす のぞみの灯り

恋に拍手を – こまどり姉妹

恋に……恋に拍手を恋をするのは 誰でもするが下手な遊びは けがのもとうまくやったら 玉のこし恋は気まぐれ 風まかせ ハアやってみて泣いてみて恋はそれでも アア 

アリューシャン小唄 – こまどり姉妹

逢わぬ先から お別れが待っていました 北の町行かなきゃならない アリューシャン行かせたくない 人なのにどうせ私は にしん場の街の夜風に 咲いた花こんどあなたの 

じょんがら三味線 – こまどり姉妹

津軽育ちの 娘ッ子なら雪の素顔は 生れつきじょんがら じょんがらじょんがらじょんがら三味線はナイ 母サの形見弾けば故郷の 歌が出るリンゴ畑と お岩木山はいつも旅

ふたりぽっち – こまどり姉妹

笑っていたのに 涙が落ちてひゞわれほっぺを 濡して光るふたりぽっちの 幸福も遠いどこかに あるはずよ聞いて見ましょう 母さんの優しい目に似た あの星に仲よしあの

未練ごころ – こまどり姉妹

死ねといわれりゃ 死にもしょうそれほどあなたが 大好きでした私はやっぱり だめなのねあゝ だめなのね忘れたいのに 今日もまた夢であなたに 逢いました待てというな

りんごっ子三味線 – こまどり姉妹

上りの夜汽車で りんごっ子東京に出て来た りんごっ子幼馴染みの 三味線にゃ里の匂いも しみている真っ赤なりんごを 見る度に思い出すなァ ふるさとの山や川津軽で育

温泉かぞえ唄 – こまどり姉妹

ハァー 一つとせひとりのお客さんと かけまして商売繁昌と とくわいなナンデモッテ ソンダトコ イッチャウンダネおつれがあとから エーくるわいなハァー 二つとせ富

浅草の鳩ポッポ – こまどり姉妹

観音様のポッポポッポ 鳩ポッポ屋根の上から どこを見る故郷の空は あのあたり山の畑で 麦を踏む ホラ母の姿は 見えないかアーエー アア……見えないか 鳩ポッポく

助さん格さんサアおいで – こまどり姉妹

旅は道づれ ノーエ肩の振分け 草鞋も軽く ホイホイ空は真澄のエー 日本晴れ助さん格さんサアおいで ハイ ハイ山は夕焼け ノーエ里は緑に 野は花ざかり ホイホイ今

浅草しぐれ – こまどり姉妹

逢えば別れが 悲しいものを逢えぬ淋しさ 尚更つらいあなた偲んで 仲見世通りどこか似たよな うしろ影ひと目逢いたい…夜の浅草 通り雨うるむネオンに 抱かれて眠る恋

三味線姉妹 – こまどり姉妹

お姉さんのつまびく 三味線に唄ってあわせて 今日もゆく今晩は 今晩は裏町屋台は お馴染みさんが待ってるねつらくても つらくても姉妹(きょうだい)流しは 涙を見せ

ソーラン渡り鳥 – こまどり姉妹

津軽の海を 越えて来た塒持たない みなしごつばめ江差恋しや 鰊場恋し三味を弾く手に 想いをこめてヤーレン ソーラン ソーランソーラン唄う ソーラン ああ渡り鳥故

涙のラーメン – こまどり姉妹

あたたかいラーメン 忘れられぬラーメン貧しくもくじけず 笑ってゆきなといつも なだめた人ね ラーメンナルトに支那竹 チャーシューいやいや情けの 味がしたツルツル

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