こぴ

  • サステイン – こぴ

    彩、音、仕組まれた カタチばかりで何が偽物だか 分からなくなってんだ押し潰されそうな日々自分自身が 誰で何をしたいかすら 忘れてしまいそうで 「予定調和の世界なんて御免だ」そう呟き君はギターを持ったあの日の歌はまだ響いてる 愛を歌ったって 相容れなくたって心臓は同じ位置「僕はここだ!」って僕を脅してんだ心の傷跡が開いてしまうくらいに僕の内側 乱反射した歌を歌いたいだけなんだ 極彩色のキャンバス あ…

  • 藍の記憶 – こぴ

    あなたの居ない陽の匂い途切れそうな藍の記憶きっと微睡ながら ずっと彷徨いながらつづきを求めて探す 隠した唇の跡 曖昧な夜に仄めかされて息を潜めて 嘘をついた陽の光がいつも君を奪い去る 消えゆきそうな 夜降ちを恐れて言葉を探した未熟で歪んだ罪を踏みつけて終わらないように言葉を結んだ 不安定に堕ちてゆく儚く美しい夜の破片を探して綺麗に滲んで溢れて 触れていたい 平行世界の夜に川瀬に佇む姿あなたは美しい…

  • おい、 – こぴ

    わかったように 話さないでわかってること 呟かないで理想を演じるのはもう沢山だからどうでもいいだろ なんでも良いだろ私はあなたに 疲れました 「仕事が忙しくて…君と違ってさ」ロックをはじめて聴く少女今までずっと我慢してたけどえ?まだ気づかないのかよ おいいいからねぇ黙って聞いてな 棘のある言葉 罵詈雑言も浴びる度 前に進んでる痛みに耐えて 踏み台に変えてさいいから 見てなよ わかったように 話さな…

  • セントエルモ – こぴ

    気づけば失くしてたほどのちっぽけな灯火があの水平線の向こう輝いている形だけの日々を過ごすことに精一杯だった僕はそれを見えないようそっと隠していた こんな惨めで情けない僕を誰かが呼んだんだ振り返ってみてもそこに誰もいないけど嘘にまみれた雑踏で 擦り切れた価値観で夢の名残に縋っている 亡霊のようだ 器用さ身につけるほど本当の僕は薄れてく そういうものさそれなのに、この鳴り止まぬ心臓の意味をどうか教えて…

  • これで最後にしよう – こぴ

    少し濡れた髪 残した手紙と飲み干した欲が 今朝も転がってた震える指で 跡だけ残して「いつでも私のことなんて忘れていいからね」 「この曲良いよ」絡まったイヤホン君の“好き”を知るとつらくなるのはいつかこの日の二人が見え隠れするからほらまたこのバンド 聴けなくなったじゃない 近ければ近いほどの 幸せに怯えていた思ってもないのに 欲しい言葉をさらっと言うの もう ずるいよな 好きなところと 嫌いなとこを…

  • 嫌んなるな – こぴ

    今日だって 街灯が モニターがマネキンが 嘲笑うなんだって 白昼夢 最中は蹴散らしちゃうのに無意識でいたいな 鈍感がいいな無味無臭に焦がれ 傘に隠れてた 泣き疲れたよリアリズム縋っちゃうニヒリズム笑われそうになったから先に 笑ったの なんなんだもう、嫌んなるな あぁ 寒いよな 永い夜な まだかな夜明け前 綺麗事は要らない 要らない 要らない解ってよ 解ってる 解らない殴り合い脳内どれも否定しないよ…

  • トローリング・ゲヱム – こぴ

    愛 肥大 くだらない問答 得意の逆張り「あんたとは違うの」磨いて尖らせた言葉大嫌い その被害妄想 お生憎様「君しかいないの」返答はこの鉛玉 とんだニュービーさ 回生 この世界はでっち上げで組まれたプログラミング修正不可能なバグ 気付いてしまったならこっちのもんさ完成形じゃ生き永らえないの(1.2.3で秘密がとけてゆく)再戦か解散かいつでも待っとくよ決めるのは誰だ? ない 見ない バカじゃない?模範…

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