きくおはな(きくおと花たん)

ヒトガワリ – きくおはな(きくおと花たん)

寄り添ってただそばにいて
時計の針が進んでゆく
温かなその幸せを
わたしの身体が受けつけない

ああ
空の空の空に空いた穴のよう
空の身体脆いはずの心は
古傷だらけの歪な形
歪んでいるのです

血だらけの愛だけをください
不安で粉々に割れそうで
だから切ないよ

やさしくてだからほんとは
いつまでも続いて欲しい
ささやかなこの幸せを
わたしの心は受け容れない

ひねくれているのです
仕方がないのです
我慢して我慢して
別人のような傷跡だらけです

血まみれの口づけをください
壊れたヒトガワリが欲しいの
血だらけの愛だけをください
不安でバラバラに砕けそう
だから寂しいよ ずっと

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