かつき奈々

杉 – かつき奈々

やる気負けん気 天を突く
杉は男の 立ち姿
七つ転んでも 八つも我慢
頭かかえて べそかくな
ぐっと踏んばれ 踏んばる奴を
空で見守る 神がいる

耐えて忍んで 苦労坂
おまえいりゃこそ 越えられる
杉の子供が 出世の手本
天をめざして 伸びてゆく
雪の重さを 台風(あらし)の朝を
生きて立派な 親になる

ぐいっと干しなよ 男なら
丸い地球が 盃だ
人の器は その眸で決まる
見せてやれやれ 腹ん中
華をしっかり 掴んだ時は
春が一升壜(いっしょう)
下げて来る

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手毬花 – かつき奈々

水無月(みなづき) 花の雨が降るこの雨上がれば 虹が立つ縁あって 寄り添ってあなたと生きた 夫婦みち今年も 元気に咲きましたあじさいは手毯花てんてん二人の きず

いのち船 – かつき奈々

雪のつぶてが 突き刺すような海は荒くれ 北の海ご無事でナ 達者でナ遠く待つ身の おんな星そこからピッカリ 見えるかい髭のやん衆が ただ廻し飲む寒さしのぎの やか

よかとこ酒場 – かつき奈々

声をかけられ ナンネと応え笑顔千両の 振りむき美人酒も旨いし 料理も旨か女将のウタは 下手でも巧か人情 路地裏 赤ちょうちん元気のみなもと よかとこ酒場逃げた恋

博多山笠 – かつき奈々

(オイサ オイサ)博多ん生まれで 追い山育ちがきの頃から のぼせもん男祭りの 絞め込み締めて意地と度胸の 舁(か)き競(くら)べ行くぞ清道(せいどう) (オイサ

隠岐の恋歌 – かつき奈々

花が咲く春なのに あの人は帰らないたたずむ国賀海岸(くにがはま) 夕陽に泣けてくる潮の匂いに 顔をうずめて抱かれたいのよ も一度やさしく隠岐の恋歌 逢いたい人よ

好いとっと – かつき奈々

博多名物 そうたい(そうたい) 春はどんたく猫も杓子も カッチリカッチリ祇園山笠 そうばい(そうばい) 夏の名物博多ンおとこの 威勢よさ博多ンおとこの 骨っぽさ

出世船 – かつき奈々

船のどてっ腹 蹴とばす波を意地でのりきる 人生航路浮世荒海 根性しめてエンヤどっと 夢抱いてコラエンヤどっと まっしぐら明日へ漕ぎ出すョー 出世船希望(のぞみ)

男花 – かつき奈々

荒い波風 どどんとうけて睨(にら)む玄海(げんかい)灘 雲竜吼える俺が選んだ 男の道だ意地で咲かせる 意地で咲かせるアンアアンアア 男花まげてまがらぬ 男の義理

湯島の女 – かつき奈々

女に生まれて 来たことを今更恨(うら)んで どうなりますか湯島天神 白梅(しらうめ)が泣いてはらはら 肩に降る女って 切ないねお蔦 切ない 湯島の女別れろ切れろ

こぶしの花 – かつき奈々

思い通りに ならない時はいいのお酒に 呑まれても男の愚痴の 聞き役ならば女の私が 引き受ける春が来ますよ もうすぐ あなた蕾(つぼみ)ふくらむ 辛夷(こぶし)の

雪岬 – かつき奈々

海は灰色 雪まじり鳴いて鴎が 風に舞う恋のつらさを 哀しみをちぎり捨てても なおさらに…あゝ 想い出させる 雪岬あゝ あなた恋しい 雪岬すがりついても くだけ散

黒田の殿さま – かつき奈々

博多のどんたく 皆で踊る踊らにゃ博多の もんじゃない黒田の殿さま 裃ぬいでサンバのリズムで 踊るげなア、そうげな そうげな ほんとげな黒田の殿さま よか男ハア…

愛恋海峡 – かつき奈々

雨の降る夜 港で出逢いふたり黙って 冷酒飲んだお伽ばなしが 本気になっていつか肩を擦り寄せた船が出てゆく あなたを乗せてゆく夜の海峡 愛恋海峡わずか二年の 年月

河内おとこ節 – かつき奈々

河内(かわち)生れの 風来坊は生きのいゝのが あゝ… 売りもんやサテモ 皆さま おそまつながらこゝが男の 舞台なら太鼓叩いて 見栄(みえ)を切る喧嘩囃子(けんか

あばれ太鼓~無法一代入り~ – かつき奈々

どうせ死ぬときゃ 裸じゃないかあれも夢なら これも夢愚痴はいうまい 玄海そだち男命を 情にかけてたたく太鼓の あばれ打ちあれは玄海 黒潮が風に逆巻く 波音かそれ

港のなみだ駅 – かつき奈々

夜明け間近の 始発に乗ってあなた忘れに 来た港町波に浮かんだ 面影にそっと そっと さよなら…云うわたし鴎が啼くから帰ろう 鴎が啼くから帰ろうここは港の… なみ

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