おがさわらあい

願いの森 – おがさわらあい

あなたと逢ったあの夜は 月も朧で
蒼き影にうら寂びて
その目 その声 キレいで

愛しい人を見つめるあなたに
魔法の呪文を唱えてあげましょう
あなたが幸せになれるのなら
この身体がなくなっても
かまわない

この想いがいつか あなたに届くのなら
一言だけでいい
好きだっていうのに
願いの森の中 涙の雨が降る
誰にも気付かれない 深い世界で
月のように見えなくなる
ボクを忘れて

遠い遠い昔 人は与え合ってた
奪うことも知らないで
ずっと ずっと ずっと

愛するというキモチはこんなに
つらく儚いなんて思わなかった
あなたと出逢ってしまったボクは
暗闇に堕ちた賢者
どうしても

どんなに叫んでも あなたは振り向かない
微笑んでくれたら
死んだっていいのに
何が許されていて 何が罪なんだろう
この世の運命(さだめ)とは
誰か教えて

この想いがいつか あなたに届くのなら
一言だけでいい
好きだっていうのに
願いの森の中 涙の雨が降る
誰にも気付かれない 深い世界で
月のように見えなくなる
ボクを忘れて

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