おおい大輔

  • ふたたびの恋心 – おおい大輔

    夜明けの海を 見に行かないかバイクで二人 昔のように背中にあたる そのぬくもりにおまえと生きた 月日を想う迷惑ばかりかけてきたわがまま勝手な男だけれど今 ふたたびの恋心おまえだけ いればいいおまえだけ いればいい 夜明けの来ない 夜はないよと笑ってくれた つらい時にもおまえの強さ その明るさに今まで何度 救われただろう花束なんて照れるからおまえの好きな海へ来たのさ今 ふたたびの恋心おまえだけ いれ…

  • おもいでグラス – おおい大輔

    男ごころに なぜ沁みる夜更けて止まぬ 宵しぐれ泣き泣き書いたか 滲んだ文字の手紙を一通(ひとつ) 懐に詫びて呷(あお)れば 泣ける酒 幼なじみに 恋をして待たせたままの 春が逝(ゆ)く男のやさしさ 忘れた俺か倖せやれず 裏通り酔えばグラスに 浮かぶ夜 純粋(うぶ)なおまえにゃ 辛かろう苦労に苦労 かさねてるゆきずり夜風が おしえてくれた面影ゆれて 愛しいよ薄い縁(えにし)か 遠い町 人気の新着歌詞…

  • おーい!しあわせよ – おおい大輔

    瑠璃色の空 風を感じたくて一人降り立つ 無人駅懐かしいような やせた野良猫がひざっこぞうで甘えて 逃げる おーい!しあわせよ お前はどこで背中丸めて眠っているのか古いホームの 小さな枯れ池 忘れられても花は咲くのに 遠いぬくもり 二人乗りの背中赤いほっぺの 駐輪場くだらないギャグも 笑ってくれたね角の駄菓子屋 ジュース吹き出し おーい!しあわせよ お前はここで俺を泣かせるうぐいすパンか太陽沈めば …

  • あゝ染みるぜ – おおい大輔

    きいてください いのちの声を胸をひらいた あの女(やつ)だった俺ははかない 流れものきっと恨んで いたのだろ染みるぜ‥ 染みるぜおんなの涙… ふるい話を たどってみたら北の外れが おまえの故郷錆びた線路は 行き止まりどこでどうして いるのやら染みるぜ‥ 染みるぜ他国の風が… 夢をたぐって 暖簾をくぐりゃホタテ焼いてる おやじがぽつり探すお方は 居ましたかこころくばりの 温かさ染みるぜ‥ 染みるぜ悲…

  • 春な女 – おおい大輔

    寒い夜風に 吹きよせられたのか広い世間で ふたりが逢えたのは堕(お)ちるとこまで 堕(お)ちればいいと人生投げてた 俺だった…おまえひとり おまえひとり男の淋(さび)しさ 男の淋しさ わかってくれたのは たったふたつの 年の差気にしては三歩(さんぽ)さがって いつでも歩(ある)くやつそっと叱って 肩抱き寄せりゃ倖(しあわ)せすぎると 涙ぐむ…おまえひとり おまえひとり命をかけても 惜しくはない女(…

  • 兄貴風 – おおい大輔

    ちっちゃな時から 一途な女(こ)やったそんなおまえに ハラハラしてた小雨ふる夜 突然来ては泣くだけ泣いて 泣くだけ泣いて出て行くおまえあんな男は もうやめとけとほんま 好きやけどほんま 阿呆(アホ)やけど 兄貴風 木枯らし吹くたび ぬくもり恋しい銀杏(いちょう)並木も 色ずく頃やビルの谷間の 子猫のようにあの日のままで あの日のままで無邪気なおまえどれも遊びと まだ気が付かずほんま うぶなやつほん…

  • おとこ人生夢芝居 – おおい大輔

    酒の力じゃ 役には立たぬ恋は男の 器で決まるついてきてくれ 今日から俺に望み叶える その日までおとこ人生 おとこ人生夢芝居 情けだけでは この世は住めぬましてなければ 尚更(なおさら)住めぬ嘘も上手も 云えないけれど惚れてしまえば 無我夢中おとこ人生 おとこ人生夢芝居 人のこぼした 苦労を拾うお人好しだと 世間が笑う持ちつ 持たれつ 肩寄せながらのぼる浮世の 山や坂おとこ人生 おとこ人生夢芝居 人…

  • 夢追いかるた – おおい大輔

    浅き夢みし どろんこ道につけた轍(わだち)の 数いくつめぐり逢わせの ふしあわせ耐えりゃ転じて 福がくるふたり重ねる 夢追いかるた 一と一とが 寄り添いながら立っているよな 人の文字何が辛かろ 昨日今日支えられたり 支えたりふたり重ねる 夢追いかるた にわか仕立ての しあわせよりも遅れ咲(ざ)き程(ほど) 味がある冬の垣根を 超えたなら春がくるくる 春がくるふたり重ねる 夢追いかるた 人気の新着歌…

  • 他人ばかりの東京で – おおい大輔

    他人ばかりの 東京であかりひとすじ 見えてきた赤い提燈(ちょうちん) ゆきずり酒場おちょこ一杯 のみほしておまえにっこりおまえにっこり 笑ったなァ 上着かぶって 駆けぬけた雨の夜みちを 忘れまい俺とゆくのか 覚悟はいゝかなにもやれない そのかわりいのちひろげていのちひろげて 守りきる もえて十日の 恋じゃない契りかわした 人生さ二年がまんの この冬越せば春だ 春だよ その春にでかく咲かせるでかく咲…

  • 夜霧船・泊り船 – おおい大輔

    泣いて おんなは 行くなとひきとめる旅をいそぐ男は ほそい指をはらう夜霧船 泊り船 わかれ港町けんかしたって 男とおんな波止場通りを ホテルに消えてゆく 赤いコートで ヒールの高い靴ギターケース片手に ぬれた影がふたつ夜霧船 泊り船 恋の港町俺もあのころ 死ぬ気でほれて陸(おか)にかえれず わかれた女(やつ)がいる 霧笛 よぶなよ 呼ばれりゃ辛くなる海をすてた俺だぜ みれんなどないが夜霧船 泊り船…

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