丘の上まで 筆箱をこぼしたら
現れたのは ピンク色のけだもの
やってきたよこの町に 一つ目で
カエルに喰われたから 目ん玉がなかった
カモメが時々怖くて
無情にも夢は見れないの
そんなことばかり つぶやいてる
ピンク色の羽の 背中を覗いたら
見えてきたのは 錆びかけた留め金さ
やがて出てきたものは 筆箱で
鉛筆は揃い始めて 飛んでいった
カモメが時々怖くて
無情にも夢は見れないの
そんなことばかり つぶやいてる
ああ そんなことばかり つぶやいてる
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