えたにまさし

祇園物語 – えたにまさし

夜の祇園に 咲く舞妓(はな)は
紅桜(さくら)の如く 美しい
石畳をふむ 下駄の音
百花繚乱(ひゃっかりょうらん) ああこれが
生きる宿命(さだめ)の 涙月(なみだづき)
お座敷がえりの つめたい雨に ぬれながら
京都祇園の 舞妓(おんな)の物語

祇園ばやしに 鉦(かね)の音
あの夜(よる)ちかった 恋絆(こいきずな)
一夜(ひとよ)かぎりの 逢瀬(ゆめ)でもいい
百花繚乱(ひゃっかりょうらん) ああこれが
生きる芸妓(おんな)の 涙月
五山の送り火 ゆらめく炎に 揺れながら
京都祇園の 芸妓(おんな)の物語

お座敷がえりの つめたい雨に ぬれながら
京都舞妓の 芸の修行(みち)
祇園に生きる おんなの一生(みち)は はかなくて
京都祇園の 舞妓(おんな)の物語

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祇園八坂(ぎおんやさか)の 冬の宿ふたりだまって ながめてた窓のむこうの 雪の花竜馬の指を かみしめてただ いとしさに すがりつくおりょう せつなや 維新の女新

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