いしだあゆみ

そしてベルが鳴る – いしだあゆみ

あなたにだけは たよれる私
兄貴のように やさしい人ね
二人でいれば寒い夜さえ
泣かずにすむわ
昨日の事が嘘のようね
友だちにさえ この事は話さずに
秘密のままで あなたに愛されたい
ねえ いいでしょう

灯を消して レコードかけて
あなたの指に 甘えていたの
その時ベルが激しく鳴って
私の夢をたちきるように
ママが来たの
驚くあなた つかないと嘆くのは
もちろん私 あなたにウインクして
ねえ ごめんね

ルル……

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白い恋人たち – いしだあゆみ

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絵本の中で – いしだあゆみ

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真冬の夜の音楽会で隣り合わせたあなたと私冷たいコーラをはこんでくれて元気かいって笑ってくれた気まずく別れたあの頃よりも少しやつれて淋しそうあなたは暗い廊下の隅で

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黄昏どき – いしだあゆみ

ビル街の テラスでひとりお茶を飲む 午後のひととき胸をよぎるあなたの匂いがやけに私をつらくさせる理由もなく抱かれたけれどもう恋は出来ない私心も体も人形みたい男の

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私自身 – いしだあゆみ

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