いう゛どっと

累累 – いう゛どっと

くだらない今の中で
つらつらと埋める日々に
意味を期待しては捨てて
求め疲れている

愛想笑いも上手くなったなあ
なんでなんだろうか
正解かはわからないけど
たぶん間違いじゃない

一寸先はまるでわからない
でももう止まることはやめた
そう言えるくらいの理由が
欲しいから

なんども重ねては消した薄い線が
形を持って、変わっていく
間違っては消した消した消した線が
本当の姿だから

わかってるからもう何も言わないで
わかってるから何も言わないで
わかってるからもう何も言わないで
わかってるから言わないで

なんども混ざって這わせたこの色が
線をなぞって染まっていく
抗っては込めた込めた込めた想いが
今答えになるはずだから

一人歩くこの夜を

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