雨の街に呼び出されて傘も持たずに飛んできたわたし髪を切りすぎたのまるで男の子みたいよ水無月の雨の色大粒の真珠なの揺れる私の睫毛の先にも滲むFlower Rain に濡れて吐息の船にのり見知らぬ街 あなたと漂うの五月雨・春雨・長雨雨にもいろいろあるけど涙は拭くわあなたが手に抱いた薔薇も雨に打たれてしおれてる花の命 短いのをきっとあなたは知らないの水無月の雨の色くち紅の褪せぬ間にそっと乙女よ恋せと見つ
悲しいのでしょうと 夢の中見知らぬ人の問いかけに声もだせずに うなずいてそれは あなたがやっぱり 好きだからいじわるな あなたはいつでも 坂の上から手招きだけを くりかえす私の前には 硝子坂きらきら光る 硝子坂行けるのでしょうかと 夢の中見知らぬ人に訪ねては涙こぼして 横向いてそれも あなたがやっぱり 好きだからいじわるな あなたはいつでも 坂の上から手招きだけを くりかえす私の前には 硝子坂きら
長い髪をなびかせて海辺の向うにかけてゆく七色の幸せが 空いっぱいに広がった指と指をからませて喜びの涙 ひとしずく小さな貝殻に 二人の胸のときめきを何にも見えない あなただけやさしい言葉の あやとりを海の果てまでも 続けたい誰も知らない 愛の世界バラ色の空見上げ素敵な香りの花びらを私だけの アルバムに秘密のページが出来ました潮騒のメロディーにあなたの微笑 暖かいさくら貝に 語りかけ愛のきらめきを い
言葉にすれば簡単な愛することにとまどってよろめくような毎日今日もあしたもただ行きずりの人ならば微笑むだけでいいけれど心を託す人には嘘はつけない愛があれば同じだけの辛いこともあると知りながら悲しみを背負うのが愛なの知りながら苦しみに耐えるのが愛なの遊びに見える恋をして空しさだけが残ったと電話で話すともだちやけに思える不器用そうな恋人がたしかな愛を見つけたと夢中で話す黄昏胸に響いた愛はすべて違う顔で人
耳もと すべる涙でめざめた 夢の余韻があなたの 腕の中でも私を おびえさせるそれは 乾いた 砂漠に置き去りにされた 私あなたを たずねて 仰ぐ空は ペルシャのブルー幾千年も 同じ心で幾千年も 同じ命で時の魔術に かかったように愛したい 愛したい あなたひとりをせつなく とじたまぶたにそっと くちづけするひとこんな 優しいしぐさ忘れられなく なるわそうよ 愛したときから別れは しのびこんでるだけど
貴方の瞳を見ていてももう何もかもが判からない季節外れ 海岸線朝やけの雲の切れ間からほら 耳を澄ますと私には 又 聴こえるビードロ細工のわれるおと優しさって 引きさがる事ですか?優しさって 境界線引きますか?恋する為に 飛びこせない恋する為に ほどけない二人貴方に胸まで預けてももうぬくもりは伝って来ない他人の気配 木ノ葉も舞う色あせた 時の隙間からほら 耳を塞ぐと私へと 又 吹ぶいてるビードロ細工の
出てゆくの あなた出てゆくの涙など流さないわ これっきり原宿で出逢ったあの頃やけに風 熱く吹いて火が点いた二人真夏の名残によどむエアコン息がつまりそう 最後のkiss結んだ心が ほつれてゆけばたどりつく未練が待つ出てゆくの あなた出てゆくの高速で巻きもどして 原宿メモリーおそろいの Tシャツほしたバルコニー見上げるのも これっきり待ち合わせした店も今は一秒ごと姿変えて メランコリイ・ナイト季節の流
このまま 笑って ジルバいつもの 調子で ジルバなじみのお店を 出たらふざけた 調子で バイビー時折りの 雨にぬれて歩けば気まぐれな恋でも 素直に許せるわ港町 そんな女が ふらりゆきずりの気分で さらりとお別れああ 恋は 夢色しゃぼん玉フラれちゃったと 肩をすくめてみせる時には 浮かれて ジルバ最後の 夜なら ジルバはじめて踊った メロディー悲しき街角 バイビー耳もとを 通りすぎる 歌はふりむけば
人も恨やむよな仲が いつも自慢のふたりだったあなたとならどこまでも ゆけるつもりでいたのに突然の嵐みたいに 音を立ててくずれてく涙が出ないのはなぜ 教えて欲しいだけさあなたから 目が離せないふたりして聞くわ ラリーカールトン日だまりの中で抱かれ いつしか時の徒然に思い出に酔うひまもなく心から好きよと云えたあの頃がなつかしくて 何もかもあなたがいなければ1から10までひとり 言葉もないままに生きてる
おまえが好きだと 耳元で言ったそんなヒロシにだまされ渚にたたずむ踊りが上手で ウブなふりをしたそんなヒロシが得意なエイト・ビートのダンス泣いたりしたら いけないかもねディスコティックは 夜通し熱いだから一言下さい恋の行方はメランコリーだからお前はステキさ愛が消えてく 横須賀に小粋なリードで私を誘ったあんな男が今さら許せるでしょうか二人の仲は 永遠だものジュークボックス鳴り続けてるだから彼氏に伝えて
そっとみだらなままにくちづけを交せば恋の味がからだの奥までしみてくる夢ばかり見ないで二人だけで燃える愛がゆれてきらめくたそがれの パリッシュ・ブルー誰も知らない間に 二人のなれそめはからまりつつSomething Deep Inside 恋人のように知らず知らず雨の音に かき消されてしまうよやがてやがて目を閉じればI Love You Moreなぐさめの言葉が乾いた心には口説き文句みたいに響いて
たしか昔に読んだある童話のように心をちぎっては道に落して来た迷わぬためにてだてだったけれど時間という名の小鳥達がたべてしまった誰のせいでもないそれは仕方がないだけどあの時の心が残っていたらひたすらまっすぐにあなたを見つめる事が出来たのに通りすぎた心は美しい通りすぎた心は優しい通りすぎた風はもうもどらないふと足もとに落ちた心をひとかけら飢えた小鳥達が知らずについばむ目じるしが何もなくなってしまってあ
しゃれた日焼けに 涙が流れるあー 秋かしらやさしく 説くように別れを告げたあなたでした心の水面に さざ波が立ってあー 秋ですね鏡を見つめて小さな声で一人でつぶやく 秋の詩季節の変わり目をあなたの心で 知るなんてもう恋も もう恋も 終わるのね好きな曲ばかり ラジオに流れるあー 秋かしら私のわがままに いつも微笑んだあなたでした深い空から 枯葉が舞ってあー 秋ですねあなたが返した 合鍵が似合う無口な
時の流れが そっと街路樹を 染めるみたいにあの人の心も 変ってゆきましたもうすぐ さよならの日が来るのは 分っているけど今でも信じている あの日の温りを愛はいつだって 仕方なくこわれてゆくけどだまされて捨てられた 訳じゃないそんなふうに 云ったなら笑う人もいるけれど人を信じられない 人よりは幸せもう 逢えなくなるのがそんなに 今は恐くない心のどこかでまだ 信じられないのでしょう電話で さよならを云
マンションの窓灯りがまた一つ消えてゆく幸福に暮らしている貴方を見つけただけねまちがいだと気付いてたわそれは わかりすぎる程時に愛は 悪を承知で燃え上がる それも愛抱きしめてもう一度明日は いらないから一日でこわれてゆく ガラスの花でいい楽しげに微笑んでる 貴方の家族の写真口紅で消していたわ貴方以外の人をまちがいだわ わかってる私は幼すぎると時に愛は 悪を承知で燃え上がる これも愛抱きしめてもう一度
割と 恋って 薄情者ちょっと気どって 言ってみてもカモメ相手に ひとり言じゃダメね 強がり ランナウェイシャレた車 とばしながらグッとくるよな くどき文句“優しさ”なんて 信じちゃったバカね 夢見た パラダイスLovin You 愛には負けないけどつらい運命と 責めないで抱いてよ ヨコハマ黄昏ひとりじゃ心がバラバラちぎれるような気がして…波にキラリ 恋が浮かぶ遊び上手な 港町さそんなもんねと カ
日照りの坂道 夏ぜみの声あなたの家まで自転車をこぐ都会へ行ってたあなたを昨日見たって友だち電話をくれた帰ってくるよ いつ? いつでもいいさ君との愛を忘れてなけりゃ窓に一房葡萄飾るよそれがあの日のあなたの言葉パープル・シャドウ私の手首にくちびる寄せて残した小さなうす青のしみパープル・シャドウ季節は流れてあざは消えても心にしみてる紫の影 しみるわ紫の影ああ 一房の葡萄風舞う公園 あの日あなたが蛇口に顔
この胸の中 かけぬけて行く思い出たちが 優しすぎます背中を向けた 貴方をつつむ淡い日ざしが まぶしすぎます人は皆 つかの間の幸せを信じて貴方と生きた 青春の日よ愛に全てを かけた日々涙がほほを ひとすじつたうこれ程貴方を 愛したのですね幾度季節を 見送ろうとも忘れたくない 思い出がある人は皆 つかの間の幸せを信じて貴方と生きた 青春の日よ愛に全てを かけた日々人は皆 つかの間の幸せを信じて貴方と生
あなたに「さようなら」って言えるのはきょうだけ明日になって またあなたの暖かい手に触れたらきっと言えなくなってしまうそんな気がしてわたしには鏡に映ったあなたの姿を見つけられずにわたしの目の前にあった幸せにすがりついてしまったわたしの誕生日に22本のローソクをたてひとつひとつがみんな君の人生だねって言って17本目からは一緒に火をつけたのがきのうのことのように今はただ五年の月日がながすぎた春といえるだ
あなたがいつか 話してくれた岬をぼくは たずねて来たふたりで行くと 約束したが今ではそれも かなわないこと岬めぐりの バスは走る窓にひろがる 青い海よ悲しみ深く 胸に沈めたらこの旅終えて 街に帰ろう幸せそうな 人々たちと岬を回る ひとりでぼくはくだける波の あのはげしさであなたをもっと 愛したかった岬めぐりの バスは走るぼくはどうして 生きてゆこう悲しみ深く 胸に沈めたらこの旅終えて 街に帰ろう岬
去年のあなたの想い出がテープレコーダーからこぼれていますあなたのためにお友達も集まってくれました二人でこさえたおそろいの浴衣も今夜は一人で着ます線香花火が見えますか空の上から約束通りに あなたの愛したレコードも一緒に流しましょうそしてあなたの 舟のあとをついてゆきましょう私の小さな弟が何にも知らずにはしゃぎまわって精霊流しが華やかに始まるのですあの頃あなたがつま弾いたギターを私が奏いてみましたいつ
泣きながら ちぎった写真を手のひらに つなげてみるの悩みなき 昨日のほほえみわけもなく にくらしいのよ青春の うしろ姿を人はみな 忘れてしまうあの頃の わたしに戻ってあなたに会いたい暮れかかる 都会の空を思い出は さすらって行くの光る風 草の波間をかけぬける わたしが見える青春の うしろ姿を人はみな 忘れてしまうあの頃の わたしに戻ってあなたに会いたいいま愛を 捨ててしまえば傷つける 人もないけど
バスが来たから お別れですね今迄愛をありがとう短かったけど 私のトランクはあふれる程の想い出ばかりふとよみがえる 昨日のラスト・ショー手を振るあなた 何か叫ぶ声光・ざわめき・手拍子が この胸を叩いて喜び・悲しみ散りばめた カーテン・コール歌おうと したけれど 声にならなかったあなたのことや この町のことは決して忘れない私は何処かで 元気でいるから誰かの為に 歌ってるからふと振り返る 陽だまりの中手
あの人あなたとつきあいたいなんて男のくせにもじもじしてね心を直接言えない いくじなしかわりに私ここ迄来た訳ねえ真知子どうおもう?ハンサムなんて縁遠いけどポケットに優しさをつめてる人よねえ真知子どうおもう?そう聞きながら心が泣いた本当はあの人を渡したくない 真知子人目に言うほどあの人ワルじゃないいきがってても空いばりだけ気になるあなたに意地悪したくなる気持の綾をわかってあげてねねえ真知子どうおもう?
あなたがくれた 愛のイマジネーション今日も抱きしめて 港の見える丘ふたりで感じた 愛のインスピレーション忘れていないわ たとえ はなれててもCome back to me 海があなたを変えないうちにCome back to me 水平線に陽が沈む今頃 メキシコ はるかなひとLa Lai-La Lai........わたしが描く 愛のイマジネーション自由に飛べるわ あなたのいるとこにふたりで感じた
アッアー ほんの少しなんだけどアッアー 飛ばしてしまう 飛ばしてしまおうと胸の内しまい忘れて 戻す気になれない恋の言葉明日にも そうね先のとがった 紙飛行機にして飛ばしてしまおうと ずっと遠くにツユ明け カミナリ 南風夏が匂えば 紫陽花が色あせる好きな人― わかれ わかれ季節が手の平かえして 悲しいの なぜ?こころもち手許がぶれて お気に入りだったの二人の写真 今夜にも そうねひと足早く 紙吹雪に
街のどこかに淋しがり屋がひとりいまにも 泣きそうにギターを奏いている愛を失くしてなにかを求めて さまよう似たもの同士なのね此所へおいでよ夜はつめたく永い黙って夜明けまでギターを奏こうよ空をごらんよ淋しがり屋の星がなみだの尾をひいてどこかへ旅に立つ愛を失くしてなにかを求めて さまよう似たもの同士なのねそっとしときよみんな孤独でつらい黙って夜明けまでギターを奏こうよ愛を失くしてなにかを求めて さまよう
どうして 私を愛したのですかこのまゝ二人の青春は春を待たずに 終るのですか悲しみを抱いて ひとり嵯峨野路へ二人の想い出を 捨てに来ました置いてきぼりの 山茶花に降る雪が 淋しさをやさしくつゝむあー 白い世界が音もないまゝに私の心を染めるどうして 私を愛したのですかこのまゝ二人の青春は春を待たずに 終るのですか化野(あだしの)に続く 雪の坂道はいくつもの悲しみ 隠しています凍えた愛の 想い出をひとつ
時々 遠くを見るあなたの瞳私は 恋しているんです時々 白い歯こぼれるやさしさ私は 恋しているんですあなたの口ぐせ DOMO DOMO私も移って DOMO DOMOわかってしまうわ だけど嬉しい恋を DOMO ありがとう ありがとう心に咲きはじめた小さな花はゆっくり育ててゆくつもりやっと届いた大事な思いしっかり見つめてゆきたいのあなたの口ぐせ DOMO DOMO私も移って DOMO DOMOわかって
ふるさと 夕焼け道 川のせせらぎあなたを待ちつづけて 二年が過ぎた手紙もくれないまま あなたはいつか夢をかなえて遠い 遠い世界の人あなたの歌う流行歌 誰でも知ってる都会の言葉で 都会の愛を甘くせつなく 語るのねだけど あの時のあの歌 忘れてしまったの私が淋しくないようにと 別れに残して行ってくれた子守唄聞かせて 子守唄聞かせてテレビの画面を流れる歌じゃ私眠れない 眠れないあなたの恋の噂 聞いた時に