ポラリス – 鈴木雅之

闇の手が伸びて 胸ぐら掴まれ
月陰り 家路さえ 見失い彷徨っていた時

悲しみの大地に 根を張る向日葵
一筋の 優しさを あなたはそっと注いでくれた

母のように丸く
父のように強く 時には厳しく
友のように篤く 清くまっすぐ
導いてくれるあなたは
夜空の不動なる ポラリス

受け取ることより 与える幸せ
孤独にも 心地よさ あなたの生き方が物語る

山のように 高くそびえ立って
空のように弘大に
海のように深く 遥か永く
見守ってくれるあなたは
夜空の不動なる ポラリス

もしあなたの心が 色あせたならば
夕間暮れの閑かな 鴇色(ときいろ)に染めてあげたい

春のように淡く
夏のように 空気までもが煌めく
人生の季節 巡る中で
そばにいてくれるあなたは
夜空の不動なる ポラリス
私の不動なる ポラリス