陽だまり坂 – 野中さおり

うしろ向いたら 雨あらし
無理に笑えば また転ぶ また転ぶ
誰も背中は 見えぬから
ついてゆきます 後ろから
よいしょ よいしょ よいしょと 歩きましょ
冬の木漏れ日 陽だまり坂を

石につまづく 日があれば
肩を貸してね ねぇあなた ねぇあなた
なんど苦労を 背負っても
捨てはしません 夢だけは
よいしょ よいしょ よいしょと 歩きましょ
風もうたた寝 陽だまり坂を

晴れてばかりの 人生じゃ
花も咲かずに 枯れるだけ 枯れるだけ
雨が降るから 虹がでる
まるでふたりの 明日みち
よいしょ よいしょ よいしょと 歩きましょ
待てば春くる 陽だまり坂を