シーサイド・トレイン – 逗子三兄弟

鎌倉から江ノ島まで 海を往くこの2両目には
たった一つだけ キミの思い出が今もまだ静かに揺れてる

時刻表の前に立って イヤホンをしていつも僕を待ってた
気づかれるまでずっと ただ隣で笑ってたりして
混み合う車内じゃ いつも潰れないように僕が守ってた
寄りかかってくる肩をぎゅっと強く抱きしめたりして

思い返すと笑っちゃうけど 本気でそのまま一つになりたいって思ってたね

鎌倉から江ノ島まで 海を往くこの2両目には
たった一つだけ キミの思い出が今もまだ静かに揺れてる

単線の駅のホーム 地平線に溶けてく夕陽を
ベンチで肩寄せ合って 言葉もなく見送っては
次の日になれば すぐにまた同じように会えるのに
幼かった恋心が夜を恨んだ そんな日々だった

時間が経っても変わらない駅
変わらないこの車窓からの景色
たった一つだけ変わったのは 寄り添うのがキミじゃないだけ

これは未練じゃない それに後悔だってない
今となりにいるこの人を大切にしたいと本気でそう思っているから

鎌倉から江ノ島まで 海を往くこの2両目へと
彼女を連れて今日乗り込んだのは 身勝手な僕へのケジメ

いまもキミが… キミとの全てがここには溢れているけど
その全てが懐かしいと笑えるまで 振り返らないと決めたから
思い出に今日 さよなら

ガタンゴトンガタンゴトン 海を往くこの2両線は
ガタンゴトンガタンゴトン 僕らを揺らして走る

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