浪花の花形 – 辰巳ゆうと

己の舞台 逃げ場はないで
きばらなあかん あかんのや
甘えたグセは 十八歳(じゅうはち)で
きっぱり捨てた 道頓堀(とんぼり)川に
裸一貫 夢一路
浪花 花形 晴れ姿

灯りがつくる 影さえ自分
極めなあかん あかんのや
繕(つくろ)うヘマも ご愛嬌
笑うてくれる 街やから
稽古一心 ひとすじに
男 根性 晴れ姿

千秋楽や おおきにやけど
泣いたらあかん あかんのや
通天閣を 見上げたら
明日(あした)へかかる 虹の橋
拍手喝采 千両の
浪花 花形 晴れ姿

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