この星にされる – 諭吉佳作/men

この星にはあなたがいないと
テニスコートの色合いなせいで

曖昧な定義 と類されるこの星には
あなたがいないと
バスタオルの毛の一つ一つまで
茹だるように疎外される
不快 息を吐いていいよ 覚えなくていいよ さして食えない反射神経
トーストとガラスくらいの遠さであげるよ
生まれる、ばれるよ ほとぼり冷めないフルーツだ
ソーダ水にも足らないハイな要素が
僕らにまだまだ生えずに

そのひとの脳のきっと 奥の方にふたりだけの不幸が
あるのを知っていると、言えないね

この星にはあなたがいないと

クラス名簿の下の下まであいたいはずなのだと
そう言える
コース料理の最初と最後の、だけ覚えているのは僕とが
記憶になった自由をまた踏み分けているんだ

行くよ

ふたり一緒なら始まっていることも何もなかったようになるの
それは欲しかったことばを全部捨ててくれる
テンポが変わるように世界して
この星にはあなたがいないと
テニスコートの色合いなせいで
曖昧な定義と類される