裕木奈江

冬の東京 – 裕木奈江

卒業をしてからも この街で
何となく それなりに暮らしている
帰らないわがままは 夢のため
それとも かなわぬあの人のため

ニュースに ふと映ってた
ふるさとの初雪は
今では不思議な 白い景色

冬の東京は こんなに華やか
どんな真実も 見えないくらい

本当は いつの日かこの答え
出さなけりゃいけないとわかっている
でも今は その腕に甘えたい
このまま 私が強くなるまで

空から ふと舞い降りる
小さな粉雪は
つかの間の 手のひら すぐに溶ける

光る街路樹は きらめく幻想(まぼろし)
どんな寂しさも 忘れるくらい

冬の東京は こんなに華やか
どんな真実も 見えないくらい
瞳 映るのは 遥かな幻想(まぼろし)
たった一秒が 果てないくらい
まばゆいくらい

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