藍坊主

スタンドバイミー – 藍坊主

誰もいない、野球場、芝の中、ある白球
マウンドで、振りかぶって、おもいきり、おもいきり、投げるストレート

スタンドバイミー、拾った、汚れてる白球は
スタンドバイミー、宙舞って、初めてボールになった
スタンドバイミー、僕のどうしようもないモヤモヤは
スタンドバイミー、あなたがいるから想いになった

ハエが飛ぶ、ゴミ捨て場、錆付いた、古いギター
ステージで、振りかぶって、おもいきり、おもいきり、鳴らすストローク

スタンドバイミー、誰かが捨てた燃えないゴミは
スタンドバイミー、心燃やす音になってた
スタンドバイミー、僕の臆病な劣等感は
スタンドバイミー、あなたがいるから生きてる意味になった

蒸し暑い、映画館、『すべて』という、映画を見た
スタッフロールが、輝いてる、すべてがそうあるための、永いエンドロール

スタンドバイミー、『単純な日々』という映画でも
スタンドバイミー、最後の最後まで見たくなった
スタンドバイミー、僕は僕であって良かった
スタンドバイミー、本当に、あなたと出会えて良かった

スタンドバイミー…..

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コーヒーカップと僕の部屋 – 藍坊主

この部屋に越して 一週間のある日のこと君と見付けた 二つ並んだコーヒーカップ真っ白な心のままで惹かれ合った十年後の未来を笑い話したねずっと暖かいこの部屋でこの部

星のすみか – 藍坊主

輝き続ける光った星から、輝き続け、光ったあの空から、黒いソーダ水、飲みこんだような、胸いっぱいの、夜めく心。誰もいない、遠い過去に、星たちは砕け、欠片が結ばれ、

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忘れないで – 藍坊主

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細胞分裂がしたいよ アメーバのように この欲望は宇宙の摂理に消えたフッ。フッ。フッ。。。そして少しほっとした 午後の朝パンダがロックを歌ってる ペンキでツイスト

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何もかも忘れてしまわないで。あの日、生まれたものは、悲しみだけじゃない。玄関を眺め期待してるのは 天国からの「ただいま」かい。「もう会えない。。」と。何回も何回

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