どこかで春が生まれてるどこかで水がながれ出すどこかで雲雀(ひばり)が啼(な)いているどこかで芽の出る音がする山の三月(さんがつ)東風(こち)吹いてどこかで春が生まれてる山の三月(さんがつ)東風(こち)吹いてどこかで春が生まれてる
青い目をしたお人形はアメリカ生(う)まれのセルロイド日本の港へついたとき一杯涙(なみだ)をうかべてた「わたしは言葉がわからない迷(ま)い子(ご)になったらなんとしょう」やさしい日本の嬢(じょう)ちゃんよ仲よく遊んでやっとくれ仲よく遊んでやっとくれ
山には山の 愁いあり海には海の 悲しみやましてこころの 花ぞのに咲きしあざみの 花ならば高嶺の百合の それよりも秘めたる夢を ひとすじにくれない燃ゆる その姿あざみに深き わが想いいとしき花よ 汝はあざみこころの花よ 汝はあざみさだめの径は 涯てなくもかおれよせめて わが胸に
ゆりかごの 歌をカナリヤが 歌うよねんねこ ねんねこ ねんねこよゆりかごの うえにびわの実(み)が ゆれるよねんねこ ねんねこ ねんねこよゆりかごの つなを木(き)ねずみが ゆするよねんねこ ねんねこ ねんねこよゆりかごの 夢に黄色(きいろ)い月が かかるよねんねこ ねんねこ ねんねこよ
白い光の中に 山なみは萌えて遥かな空の果てまでも 君は飛び立つ限り無く青い空に 心ふるわせ自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず勇気を翼にこめて 希望の風にのりこのひろい大空に 夢をたくして懐かしい友の声 ふとよみがえる意味もないいさかいに 泣いたあのとき心かよったうれしさに 抱き合った日よみんなすぎたけれど 思いで強く抱いて勇気を翼にこめて 希望の風にのりこのひろい大空に 夢をたくしていま 別れの
人みな花に 酔うときも残雪(ざんせつ)恋し 山に入り涙をながす 山男雪解(ゆきげ)の水に 春を知るミヤマキリシマ 咲き誇り山くれないに 大船(たいせん)の峰を仰ぎて 山男花の情を 知る者ぞ四面(しめん)山なる 坊がつる夏はキャンプの 火を囲み夜空を仰ぐ 山男無我を悟るは この時ぞ出湯の窓に 夜霧来てせせらぎに寝る 山宿に一夜(ひとや)を憩う 山男星を仰ぎて 明日を待つ
多摩川の 明ける空からきこえる やさしい鳥の歌ほほえみは 光のシャワーさわやかに こころ洗うよ新しい 朝は生まれて人びとの 軽い足どり好きです 陽差しの 似合う街好きです かわさき 愛の街よろこびを 語る広場にきこえる やさしい花の歌そよかぜは 緑のリボンあざやかに こころ飾るよ新しい 愛は生まれてわかち合う 胸のときめき好きです みんなで 生きる街好きです かわさき 愛の街街並の つづく窓からき
春を愛する人は 心清き人すみれの花のような 僕の友だち夏を愛する人は 心強き人岩をくだく波のような 僕の父親秋を愛する人は 心深き人愛を語るハイネのような 僕の恋人冬を愛する人は 心広き人根雪をとかす大地のような 僕の母親ララララ………………………
赤い花つんで あの人にあげよあの人の髪に この花さしてあげよ赤い花赤い花 あの人の髪に咲いてゆれるだろう お陽さまのように白い花つんで あの人にあげよあの人の胸に この花さしてあげよ白い花白い花 あの人の胸に咲いてゆれるだろう お月さんのように赤い花ゆれる あの娘の髪にやさしい人の ほほえみにゆれる白い花ゆれる あの人の胸にいとしい人の 口づけにゆれる口づけにゆれる
知らない街を 歩いてみたいどこか遠くへ 行きたい知らない海を ながめていたいどこか遠くへ 行きたい遠い街 遠い海夢はるか 一人旅愛する人と めぐり逢いたいどこか遠くへ 行きたい愛し合い 信じ合いいつの日か 幸せを愛する人と めぐり逢いたいどこか遠くへ 行きたい
緑の森の彼方から陽気な唄が聞こえましょうあれは水車の廻る音耳を澄ましておききなさいコトコトコットン コトコトコットンファミレド シドレミファコトコトコットン コトコトコットン仕事に励みましょうコトコトコットン コトコトコットン何時(いつ)の日か 楽しい春がやって来る雨の降る日も風の夜も森の水車は休みなく粉挽き臼の拍子取り愉快に唄をつづけますコトコトコットン コトコトコットンファミレド シドレミファ
青い月夜の 浜辺には親を探して 鳴く鳥が波の国から 生まれでる濡れたつばさの 銀の色夜鳴く鳥の 悲しさは親を尋ねて 海こえて月夜の国へ 消えてゆく銀のつばさの 浜千鳥
暖かき 潮の流れに生いたちし なれは真珠よ波のしぶきか 清き光の健やかさ 珠(たま)にみなぎるいくとせを 海にきたえて色映(は)ゆる なれは真珠よやまとおとめの ゆかし心をつつましく うつし輝く
山は山は山は 心のふるさとよ山は山は山は 仲間のふるさとよ雪と岩と森に 生命(いのち)を燃やし明日のために 行こう山へ行こう山は山は山は きみらのふるさとよ山は山は山は みんなのふるさとよ花は鳥と星に 親しみながらみんなとともに 行こう山へ行こうみんなとともに 行こう山へ行こう
岩木のおろしが 吹くなら吹けよ山から山へと 我等は走る昨日は梵珠嶺(ぼんじゅうね) 今日また阿闍羅(あちゃら)煙立てつつ おおシーハイルステップターンすりゃ たわむれかかる杉の梢の 未練の雪よ心は残れど エールにとどめクリスチャニアで おおシーハイル夕日は赤々 シュプール染めてたどる雪道 果てさえ知れず街にはちらほら 灯がついたラッセルいそげや おおシーハイル
山家育ちの おいらの恋は恋は恋でも テントもってこいだよテントはテントでも おいらのテントは一万尺に 張るテント山家育ちの おいらの恋は恋は恋でも 飯もってこいだよ飯は飯でも おいらの飯は一つの飯合飯 皆の飯山家育ちの おいらの恋は恋は恋でも ザイルもってこいだよザイルはザイルでも おいらのザイルは人と人との 命綱山家育ちの おいらの恋は恋は恋でも 酒もってこいだよ酒は酒でも おいらの酒は熱い涙の
木々のかおりに さそわれてこえりゃ山はだ 深い霧鳩も来て鳴く キジも鳴く五ツ木子守の 唄声をきけばヨー きけばヨー椿はらはら 散るばかりさわぐ小風に 耳かせばあの娘お嫁に 行くそうな淡いロマンの 川辺川五ツ木子守の 唄声をきけばヨー きけばヨーこぶし花咲く 村はずれ誰も知らない その昔知るは白百合 恋の花風は過ぎにし 日をうたう五ツ木子守の 唄声をきけばヨー きけばヨー星が流れる 山の小屋
流れる汗は あの娘の涙夕べ泣いたよ この胸で街のみれんは 背負(しょ)っては行けぬ捨てて行こうよ 姫川へ 姫川へお山の空と あの娘のこころ風の吹きよで すぐ変るだけど俺等は 浮気じゃないが岩が恋しい 山男 山男そびえる岩も あの娘も同じ俺のハーケン 待っているピーク近いぞ 日ぐれは早い今日の泊りは 鹿島槍 鹿島槍
山に煙がのぼる 白い白い煙だ長いまつげとじて 煙になった君よ好きな山の空で どんな夢を見るのか好きな山の空で どんな夢を見るのか山に風がほえる 遠い遠い風だ父や母を呼んで 風になった君よ今は深いねむり 胸でそっと祈ろう今は深いねむり 胸でそっと祈ろう山に花が咲いた 赤い赤い花だ雪の中に消えて 花になった君よせめて高くかおれ 山の友のしるべにせめて高くかおれ 山の友のしるべに
穂高よさらば また来る日まで奥穂にはゆる あかね雲かえり見すれば 遠ざかるまぶたにのこり ジャンダルム滝谷さらば また来る日まで北穂へつづく 雪の道かえり見すれば 遠ざかるまぶたにのこる 槍ヶ岳涸沢さらば また来る日まで横尾へつづく 雪の道かえり見すれば 遠ざかるまぶたにのこる びょうぶ岩岳沢さらば また来る日まで前穂をあとに 河童橋かえり見すれば 遠ざかるまぶたにのこる 畳岩
雪のはだにそっと 耳をあてれば美しい歌が きこえてくる山の胸にねむる いのちの声か雪の中の谷間 岩のほとりにつつましくゆれる 白い花山の胸にねむる いのちの姿雪もとけて山に 春がめぐればひとすじの煙 立ちのぼるよ山に別れを告げる いのちのこころ
雪が降ってきた ほんの少しだけれど私の胸の中に つもりそうな雪だった幸せをなくした 黒い心の中に冷たくさびしい 白い手がしのびよる雪がとけてきた ほんの少しだけれど私の胸の中に 残りそうな雪だった灰色の雲が 私に教えてくれた明るい日ざしが すぐそこにきているとすぐそこにきていると
登らせてくれる 山があるならぼくはいつでも 山に登ろう山に抱かれる あの感触は母に抱かれる 幼子のよう自然に さからわず自然を たいせつに登らせてくれる 山にむかいてぼくは祈ろう 山のしあわせザレやゴーロは ひとのためにもましてケルンに 感謝をこめてたどれば いただきにたどれば 青い空眼の前は 見渡す限りの雲の海が 広がっている今、登って来た絶壁が雲の中に 沈んでいる、この一瞬に 駆けて来たこの一
つばさ広げて たわむれる鳥よ北へ進路向けて どこへ行くあかね色した くじゅうの山並み秋が音も立てず 立ち止まるロマンよ風になれ あの人に届け季節をぬり変えて めぐり逢いたい若きくちびる 重ねたあの頃時のうしろ姿 みえてくる語り明かした 友と友の顔遠い物語の 1ページロマンよ風になれ あのひとに届け季節をぬり変えて めぐり逢いたいララララ ラララララーラララー ララララー
ミヤマキリシマ 花かげに咲きて可憐な イワカガミ風にふるえる 峠越え目指す九重の 高き尾根スガモリ峠の 鐘は鳴る霧のあいまに あらわれし尾根の紅葉の 鮮やかさつぶらに紅き コケモモの実は指先に 冷たくてスガモリ峠の 鐘は鳴る三俣の樹氷 仰ぎつつ雪踏み分けて 登る道北の千里に 散り果てし若き命を 哀しみてスガモリ峠の 鐘は鳴る
幼なじみの飯事(ままごと)遊びあたしあなたのお嫁さん砂の御飯に貝殻の皿渚日暮れてカモメが飛んであの日二人は少年少女ビー玉・罐蹴(かんけ)り・潮干狩り夢は浮雲ちりぢり模様人の別離(わかれ)を風が吹くサクラ貝より唇染めて虹の都会で迷子のわたしあの日二人は少年少女お手玉・綾取り・背くらべ想い出します故郷の空を涙ぐむ日は帰りたい星の入江に烏賊(いか)つり船の影が揺れてて螢が飛んであの日二人は少年少女おはじ
唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は後の山に 棄てましょかいえ いえ それはなりませぬ唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は背戸(せど)の小藪(こやぶ)に 埋めましょかいえ いえ それもなりませぬ唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は柳(やなぎ)の鞭(むち)で ぶちましょかいえ いえ それはかわいそう唄を忘れた 金糸雀(かなりや)は象牙(ぞうげ)の船に 銀の櫂(かい)月夜の海に 浮かべれば忘れた唄を おもいだす
十五夜お月さま ひとりぼち桜吹雪(ふぶき)の 花かげに花嫁すがたの お姉さま俥にゆられて 行(ゆ)きました十五夜お月さま 見てたでしょう桜吹雪の 花かげに花嫁すがたの お姉さまお別れ惜(お)しんで 泣きました十五夜お月さま ひとりぼち桜吹雪の 花かげに遠いお里の お姉さまわたしはひとりに なりました
バラが咲いた バラが咲いた真赤なバラが淋しかった僕の庭にバラが咲いたたったひとつ 咲いたバラ小さなバラで淋しかった僕の庭が明るくなったバラよ バラよ 小さなバラそのままでそこに咲いてておくれバラが咲いた バラが咲いた真赤なバラで淋しかった僕の庭が明るくなったバラが散った バラが散ったいつの間にか僕の庭は前のように淋しくなった僕の庭のバラは散ってしまったけれど淋しかった僕の心にバラが咲いたバラよ バ
親せきんちのしんじ君生後まだまだ十か月ようやく歩けるようになりママのとこまでよいこらしょママがあやすとしんじ君まるくまあるく笑ってやわらかい手をのばしてママのお鼻をつまんじゃうきみのちっちゃなちっちゃな指でちっちゃなちっちゃな足でちっちゃなちっちゃな耳でちっちゃなちっちゃな瞳(ひとみ)ででっかいでっかい空にでっかいでっかい夢(ゆめ)をでっかいでっかい明日(あす)をつくろううちの母さんしんじ君だいて