冷たい風の音に 散るまいと咲く花の名は語らずに その身をさらして人は生き急いで 夢をさまよい時がただ巡ること 忘れて惑う涙こらえながら 心にたずねればそこに聴こえる歌が 道を照らすだろう春はまた 君を彩る過ぎて悔いなき 想いを残せと愛しい人の手を 握りしめてもいつまでも離さずに いられる手はない人は誰もいつか 露と散るなら道ばたの枯葉にも 優しくなれる別れを悔やみつつ 心にふりむけばきっと思い出か
北国を遠く 訪ねて来たのにあなたはもう 私を忘れていたの変らぬ心で 愛していたのよ嘘でもいい 私を抱いてほしかったさよなら あなた別れて 行くわあなたの 倖せを祈って いつまでも北国の空に 太陽がゆれる見上げていなければ 涙が落ちる悲しい心が あなたを呼んでる嘘でもいい あなたの言葉をかえしてさよなら あなた別れて 行くわあなたの 思い出を雪に うずめて北国を遠く 離れて行く時並んだ山だけが 私を
春の風ふわり 蝶の羽ひらり花の影ゆらり 昼寝の雲とろり迷い子のオタマジャクシ そろり…そろりヒバリのラブシーン ピィロロ ピィロロピィロロ ピィロロ俺のふるさと愛知県濃尾平野のド真ン中学校サボって れんげの畑ハモニカ ピップッポー俺のふるさと愛知県一ノ宮からのりかえて単線電車で十二・三分その名も荻原町駅の正面 右折して徒歩で六分 つきあたりこれこそオギャアと このオレ様がお産まれになった 長屋春は
あふれる若さ あればこそ未来にむかい 我ら立つ海の太陽 山の雲輝け命の 歌声に ああ青春の胸の血は夢ひとすじに燃えるものまぶたに淡き 花菫(はなすみれ)行きずりの君 今いずこ虹は消えても 若き日の儚き思い出 忘るまじ ああ青春の胸の血は夢ひとすじに燃えるもの
肩にやさしく 手をおいて見上げる夜の オリオン星座こんなにひろい 街だけど歩いているのは 二人だけああ 東京は 恋する恋する街よ花の香りか 黒髪かより添う胸に 夜風も甘いいつかはきっと しあわせがくるよといえば うなずいてああ 東京は 恋する恋する街よふたりの夢を あたたかにネオンがつつむ ターミナル手をふる別れ つらいけど明日もここで また逢えるああ 東京は 恋する恋する街よ
「寒くないか」と いたわる声に身を寄せて 身を寄せて寒さ忘れる 愛の夜信じて生きる ふたりの恋を雪が静かに 包んでくれる白くまぶしい 街灯りああ新雪の 愛を語ろうよ「寒くないわ」と つぶやく君の黒髪に 黒髪に雪の花びら 降りかかるこの世にひとり 君さえいれば俺はなんにも のぞみはしない雪がこころを 燃えさせるああ新雪の 愛を唄おうよ「はなさないよ」と 肩だきよせてくちづける くちづける頬に冷たく 
Love is over 悲しいけれど終りにしよう きりがないからLove is over ワケなどないよただひとつだけ あなたのためLove is over 若いあやまちと笑って言える 時が来るからLove is over 泣くな男だろう私の事は早く忘れてわたしはあんたを忘れはしない誰に抱かれても忘れはしないきっと最後の恋だと思うからLove is over わたしはあんたのお守りでいい そっと
束の間の淋しさうずめるために君の歌声を聞いていたせまいホールの壁にもたれて君の動きを追いかけていた飛び散る汗と煙の中にあの頃の俺がいたオーオージョニー 君は今オージョニー どこにいるのか時間つぶしの店の片隅ふと聞こえてきた君の唄コーヒーカップを持つ手がふいにふるえ出したのが恥ずかしくて子供が出来た今でさえあの頃は忘れないオーオージョニー 君だけがオージョニー 俺の思い出風の噂で聞いたけど君はまだ燃
ほんの小さな出来事に 愛は傷ついて君は部屋をとびだした 真冬の空の下に編みかけていた手袋と 洗いかけの洗濯物シャボンの泡がゆれていた君の香りがゆれてたたえまなくふりそそぐこの雪のように君を愛せばよかった窓にふりそそぐこの雪のように二人の愛は流れた思い出つまったこの部屋を 僕もでてゆこうドアにかぎをおろした時 なぜか涙がこぼれた君が育てたサボテンは 小さな花をつくった春はもうすぐそこまで恋は今終った
名残りが燃える 心が残るふたりでかえる アカシアの道今夜だけでも そばにいて眺めていたい ひとつ星ぼくたちだけの よろこびが住む北国の街ちいさな花を ひろった指とほのかに恥らい 見あげた顔にたとえ別れが あろうとも心はいつも 変らぬと誓ってくれた 夜更けの恋よ北国の街夜風がゆれる 灯りがうるむ肩よせあるく アカシアの道ここでさよなら するけれど明日もいい娘で いて欲しいぼくたちだけの しあわせがあ
きみは別れてゆく 風の中きみは別れてゆく 遠い道うしろすがたに ただ祈る夢をそだてた 青春の日を忘れてくれるな いつまでもきみの愛した人 いまはなくきみの愛した街 あかねいろうしろすがたに 思い出す若い涙を 流したきみとふたりでささげた 白い花きみは歩いてゆく 眉上げてぼくも歩いてゆく はるばるとうしろすがたの さびしさもひとり旅立つ 男の心幸せ祈るよ いつまでも………
愛していると いったら負けで愛してないと いったら嘘でどうにもならずに 蹴とばす小石ルルル ランラン ルルル ランラン若さがまぶしい私とあいつ あいつと私私とあいつ あいつと私素知らぬ顔を している時もサファイアいろに きらめく瞳恋しているさと 指さす誰かルルル ランラン ルルル ランラン噂も気になる私とあいつ あいつと私私とあいつ あいつと私寄り添う夢に 背中をむけて孤独なあいつ にくめぬあいつ
ひと雨来れば さりげなくうつむいて 涙かくせるにじむ黄昏かきまぜて カフェ・テラスくやしいけれど これ以上幸せを追えば 悲しみそんな別れの 苛だちに――耐えきれず俺の若さが 君を泣かせて夢の終りを 押しつけたカフェ・オ・レ 白いカップ 白いスーツカフェ・オ・レ 揺れた瞳 揺れた肩小さな吐息に 愛はこぼれ風の街を つきぬけたすまなさなどに 気づいてもあやまちはすでに 傷あと苦いつぶやき飲みほして カ
ひとりふたつ恋をして 涙の味を知りやがて人は せつなさを笑顔に変える濡れた目がしらに 心の辛さが書いてあるごらん ごらん 星が見ている泣かないで 泣かないでみあげてごらんもしも俺で良かったら 甘えていいんだよ過ぎた事は くやまずに水に流してふいてあげようか 心の曇りをハンカチでだから だから 遠慮しないで泣かないで 泣かないでうつむかないで耐えていたんだね その胸誰にも打ちあけずせめて せめて 家
なんて素敵な 夜だろう星はきらめく 瞳はうるむああきみと行く 夜風の舗道(みち)はいつかふたりの胸に恋を育てた あの日の舗道よ夢を見るから ゆれるのか長い黒髪 波うつようにああ街の灯は やさしくもえて何か誓いの言葉交わしたいよな ふたりの夜よたとえ別れは 辛くとも想うこころは 変わりはしないああ面影が 消えないようにきみと歩いた路にひとりたたずむ 哀愁の夜
心のいたむ日 淋しい日思い出すんだ 水色のひと流れる夜霧が 東京の 東京のドリーム・ネオンを 濡らすよにやさしくささやく あの声がたよりになるのは 自分だけいつか教えた 水色のひと名前もところも 知らないが 知らないがいまでも生きてる あざやかに勇気を出しなと あの声がアカシヤ落葉を 踏みながら思い出すんだ 水色のひとイタリアン・カット なつかしい なつかしい姿にひょっこり 逢えそうな今夜もきこえ
雪国の雪国の 恋ははかなく粉雪に粉雪に うもれて死んだ結ばれぬ夢と知りつつ求め合う心と心ああ さいはての雪の世界かどこまでもどこまでも 共に生きると若き日の若き日の 憂を抱いて人の世の流れの中にこぼれゆく花のつぼみはああ 残雪の雪の白さよひたすらにひたすらに 愛を求めて帰りこぬ帰りこぬ 空の墓標に悲しみをたたえて映える残雪の光の中にああ 永遠の心がゆれる
ふるさとの 蒼い月夜にながれくる 笛の音きいてきみ泣けば わたしも泣いた初恋の ゆめのふるさと おさげ髪 きみは十三春くれば 乙女椿をきみ摘んで うかべた小川おもいでは 花のよこがお ふるさとへ いつの日かえる屋敷町 ふるいあの町月の夜を ながれる笛にきみ泣くや 妻となりてもあゝ花も恋も かえらずながれゆく きみの夕笛
カトレアのように 派手なひと鈴蘭のように 愛らしくまた忘れな草の 花に似て気弱でさみしい 眼をした子みんなみんな どこへゆく街に花咲く 乙女たちよみんなみんな どこへゆく街に花咲く 乙女たちよあの道の角で すれちがい高原の旅で 歌うたいまた月夜の 銀の波の上ならんでボートを 漕いだひとみんなみんな 今はない街に花咲く 乙女たちよみんなみんな 今はない街に花咲く 乙女たちよ黒髪をながく なびかせて春
愛おしい 山鳩は山こえて どこの空名さえはかない 淡雪の娘よなぜ死んだ ああ 小雪結ばれて 引き裂かれ七年を 西東いのち短く 待つ日は永く泣きぬれた ああ 小雪山番の 山小舎に春が来る 花が咲く着せて空しい 花嫁衣裳とこしえの ああ 小雪なぜ死んだ ああ 小雪
男だったら 一つにかけるかけてもつれた 謎をとく誰がよんだか 誰がよんだか 銭形平次花のお江戸は 八百八町今日も決めての 今日も決めての 銭がとぶやぼな十手は みせたくないがみせてききたい こともある悪い奴らにゃ 悪い奴らにゃ 先手をとるが恋のいろはは 見当つかぬとんだことさと とんだことさと にが笑い道はときには 曲がりもするが曲げちゃならない 人の道どこへゆくのか どこへゆくのか 銭形平次なん
二度とかえらぬ 思い出乗せてクラス友達 肩よせあえばベルが鳴る鳴る プラットホームラララ……汽車はゆく 汽車はゆくはるばると はるばると若いぼくらの 修学旅行地図をひろげて 夢見た町を僕のカメラで 撮した君を思い出すだろ いついつまでもラララ……汽車はゆく 汽車はゆくひとすじに ひとすじに若いぼくらの 修学旅行霧の港に 湖畔の宿に名残りつきない 手と手を振ればあとを追うよな 小鳥の群よラララ……汽
空にむかって あげた手に若さがいっぱい とんでいた学園広場で 肩くみあって友と うたった 若い歌涙ながした 友もある愉快にさわいだ 時もある学園広場に 咲いてる花のひとつ ひとつが 想いでさぼくが卒業 してからも忘れはしないよ いつまでも学園広場は 青春広場夢と 希望が ある広場
清らかな青春 爽やかな青春大きな夢がありかぎりないよろこびがあったはかない希みがありつらい別れもあったそんな時はいつも…母にも似た 優しい 目差しの君たちがい そして 僕がいた心の悩みを うちあけ合って眺めたはるかな 山や海言葉はつきても 去りかねたそんなときには いつの日もああ 君たちがいて 僕がいた涙をこぶしで ぬぐっていたら遠くでこっそり 見つめてたあの娘の瞳も ぬれていたそんな日昏れも あ
まだあげ初めし 前髪の林檎のもとに 見えしとき前にさしたる 花櫛の花ある君と 思いけりやさしく白き 手をのべて林檎をわれに あたえしは薄紅の 秋の実に人恋い初めし はじめなりわがこころなき ためいきのその髪の毛に かかるときたのしき恋の 盃を君が情に 酌みしかな
花を枕の 盃に紅のかおりの 舞う午後は好いた惚れたに 酔うもよし浮世まかせの 春だものとぎれとぎれに 蝉しぐれほろり情に つまづいて遠い父母 抱くもよし浮世まかせの 夏の宵夢をたずねて いそぐ男(ひと)待ってこがれて やせる女(ひと)背中合わせの 旅もよし浮世まかせの 秋深くどこか恋しい 古傷に更けて木枯らし 冴える夜は心ふるえて 泣くもよし浮世まかせの 冬の中いいさ そうだよ 誰も皆浮世まかせの
立ちどまるな 決して振りむくな走り続けろ君よ 力のかぎり今、春を待つ風はつめたくたとえば凍える日々ならただ ゆらゆらと涙に希望に身体をまかせてためらいも人も 抱きしめて眠れ立ちどまるな 決して振りむくな走り続けろ君よ 力のかぎり今、何よりも熱いいたみがたとえば 昨日の恋ならただ しみじみと寒さにあいつに想いをまかせてぬくもりも傷も 抱きしめて眠れ立ちどまるな 決して振りむくな走り続けろ君よ 力のか
おもいでつもる ふるさとに昔あずけた 恋ひとつただなつかしく たずねれば涙のあとを 見るばかりあなたがとても 好きだった竹の葉末の 露の色ふるえながらも この腕にこぼれて落ちた 夢のいろしみじみ胸に よみがえる忘れたはずの うたのふし今ははるかな 恋唄のおぼろにけぶる うしろ影
木枯しの夜空を 肩にささえてあてもない旅びと 俺も君も若さゆえにすてた 花の二片愛の日々よ 熱き友よ振りむけば流星 北へ尾を引く今さらにいたみは 君のなみだ望むひとに夢に めぐり逢えたか寒さ閉ざす 明日はあるか悲しみを悔みを 抱いて生きるな何よりも 君には それを願う俺が心こめる 歌の一片春を告げろ 君に届け俺が心こめる
あの人に逢いたい たまらなく逢いたい高原に風はわたり 白樺はゆれていた夏がゆけば 恋も終るとあの人はいつも 言ってたリーフ・リーフ……君にぼくの 恋を語ろうつぶらなる瞳よ つぶらなる瞳よ高原の夏はすぎて 別れゆく夜はきた一人よせる 夢ははてなく残り火は 赤く燃えてたリーフ・リーフ……ぼくの恋は 消えてしまったあの人に逢いたい たまらなく逢いたい東京の空のどこか あの人は住んでいるせめて いちど逢っ