吹雪舞い散る 北の海今日もしばれて 冬嵐(ふゆあらし)一の糸… 海猫(ごめ)が啼く唸る銀鱗(ぎんりん) 竜飛崎(たっぴざき)よされ…よされじょんから 三味線(しゃみ)を弾く 女いのちの 黒髪をゴムの合羽(かっぱ)に 守り札二の糸に… 絡(から)みつく切れぬ未練の きずな糸よされ…よされじょんから 三味線(しゃみ)を弾く 雪が底から 吹き上げる春はいつくる 私には三の糸… 撥(ばち)が哭く吼える怒涛(し
波のしぶきに 銀鱗(うろこ)が咲いて度胸一番 北海漁場海の仕事は 海から習えやるぞ男の 国境(きた)の海怒涛(どとう)千里の 凍(しば)れ船 雪が卍(まんじ)に 暴れる海で命みがいた 北海漁場陸(おか)で待ってる 女房(おまえ)の笑顔愛の港だ 国境(きた)の海ぐいと舵とる 凍(しば)れ船 沖をうずめる 流氷くれば海が眠るぞ 北海漁場汗が噴き出す 真冬の海だ乱舞(おど)れ海鳥 国境(きた)の海怒涛(どと
はてさて人生エエモンヤ お隣近所の人の輪でそこそこ世界に眼を向ける 大阪なかなかええとこや アァ 輪!諸居 ワッショイ 打ちましょうアァ 輪!諸居 ワッショイ 龍を呼べ 夢は舞洲(まいしま) 繁盛や おいで おいでよ世界から梅田から ミナミまで日本列島 役に立つ アァ 輪!諸居 ワッショイ トラ印アァ 輪!諸居 おおさか ワッショイ 皆の衆 1.2.3.アァ 輪!諸居 !! 「打ちましょう」「も一つせ~」
まぼろしの影を慕いて 雨に日に月にやるせぬ 我が想いつつめば燃ゆる 胸の火に身は焦がれつつ しのび泣く わびしさよせめて傷心(いたみ)の なぐさめにギターをとりて 爪びけばどこまで時雨(しぐれ) ゆく秋ぞトレモロさびし 身は悲し 君故に永き人生(ひとよ)を 霜枯れて永遠に春見ぬ 我がさだめ永ろうべきか 空蝉(うつせみ)の儚なき影よ 我が恋よ
はてさて人生七曲がり 乗り切れ大地の恵み有りそこそこ高嶺を超えて来た 富士ヤマ明日も日本晴れ アァ 輪!諸居 ワッショイ 勇気出せアァ 輪!諸居 ワッショイ 福を呼べ 舵を切るのは男道 絆結ぶは女道そのこぶし 突き上げろ日本列島 役に立つ アァ 輪!諸居 ワッショイ 舞い踊れアァ 輪!諸居 にっぽん ワッショイ 皆の衆 1.2.3アァ にっぽん!! さてさて大正 昭和から 平成時代と流れ来てそこそこ日の出
別れられない あなたが好きよ身体が火となる 湯けむりの宿どうにもならない 運命ならいっそあげたい 命までああ 見つめる髪のほつれに 湯の香り 愛の命を いたわりながら温もりあずける 湯けむりの宿あなたに羽織を 着せかけて夫婦きどりの 夢に酔うああ 涙で星も見えない 旅の夜 眠る夜更けも 眠れぬままに想い出分けあう 湯けむりの宿このまま抱かれて 燃えながら冬の寒さを 忘れたいああ 女の夢を流すな 谷の水
淋しがりやの お前を一人にさせて 来たくはなかった気ままなくらしで これ以上泣かせたくない・・・港夜景に よぎるのは苦労つづきの 苦労つづきの不しあわせ せまい町でも お前はお店を出して みたいといってたお酒は好きでは ないけれどママになりたい・・・港夜景に うかぶのはむりに甘える むりに甘えるうしろかげ 朝がきたなら お前も気がつくだろう 手書きの便せん本当のしあわせ みつけなと書いてきたけれど・・・港夜景に
涙じゃないのよ 浮気な雨にちょっぴりこの頬 濡らしただけさここは地の果て アルジェリアどうせカスバの 夜に咲く酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ 妾(わたし)でよけりゃセイヌのたそがれ 瞼の都花はマロニエ シャンゼリゼ赤い風車の 踊り子の今更かえらぬ 身の上を 貴方も妾も 買われた命恋してみたとて 一夜の火花明日はチュニスか モロッコか泣いて手をふる うしろ影外人部隊の 白い服
冬の夜道を 吹雪の駅を帰るあてない 夜汽車に乗った遠い汽笛に あの娘を偲ぶ雪空に あてもなく泣いた昔も 今は夢酔えば恋しい ああ あの頃が ひとり飲む酒 心にしみるやけに浮かぶよ なみだの顔が風にゆれてる 裏街灯り想い出の夢暦今日もせつなく よみがえるひと目逢いたい ああ こんな夜は 風の吹きよで 運命も変わるきっとやれるさ 幸せひとつ夜行列車が 今夜も哭いた十六で捨ててきた雪のふるさと あの町へ夢で
指輪のひとつも やれない俺に二年もつくして くれた奴別れの苦しさ 耐えてたお前わかっていたのさ いたいほどゆきずりの町に来てゆきずりの酒を飲むお前の涙の味がする 世間の掟に しばられながら愛してしまった 俺たちさこんなに辛いと 思わなかった男ひとりの旅の果てゆきずりの町に来てゆきずりの酒を飲む酔うほどむなしくなるばかり 二人でくらせる 世界がほしいお前の言葉が 身をせめる詫びてもすまない この俺だけど幸せ祈って いるんだよ
「つれて逃げてよ……」「ついておいでよ……」夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し親のこころに そむいてまでも恋に生きたい 二人です 「見捨てないでね……」「捨てはしないよ……」北風が泣いて吹く 矢切の渡し噂かなしい 柴又すてて舟にまかせる さだめです 「どこへ行くのよ……」「知らぬ土地だよ……」揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し息を殺して 身を寄せながら明日へ漕ぎだす 別れです
ふところふかく おまえを抱いてなんにも言うなと ふさいだ唇よ躰をメスで 切り裂くようなつらい別れ して来たよ波散る岬は さいはてか運命を嘆いて 海まで荒れている恋にやぶれ 北へ 北へそうさ おまえを振りきって 一度は妻の 約束をしてほのかな幸せ おまえに夢見させふくらみかけた 風船玉に針を刺した 俺だった風舞う岬は さいはてか流れにさからう 海鳥声もなく恋にやぶれ 北へ 北へそうさ おまえを振りきっ
涙 黒髪 えりあし おくれ毛小指 くちびる 思えばつらい波はデッキの 上から落ちる北緯五十度 カムチャッカ沖だこんな時にも 心の中で紅く燃えてる 命の恋よ 海がなくても 私がいるわと泣いてすがった あのぬくもりよちょっと待ちなよ 海鳥たちが鳩やすずめと 暮らせるものかばかなたとえで 強がり言って沖で泣いてる 男の恋よ 夕陽 桟橋 引き波 人影夢で毎晩 帰っているよ今度逢ったら 打ちあけるのさ北緯五十度
津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よみんなは達者か 変わりはないかふる里恋しや 花いちもんめアア…ア… 爺(じ)さまが叩く じょんがら節の泣き三味線が風にちぎれて 聞こえてくるよ湯呑みの酒に ぐらりと酔えば故郷が浮かぶ淋しさひとつ 涙が落ちる逢いたいよ 逢いたいね津軽は夢ん中 明りを消して 東京の空に叫んでみたよ星が流れる こころも寒い十九の青春(はる)を 吹雪にさらし夜行に乗った遠い昔の 夜空が恋しせつないよ
胸の漁火 哀しく灯る北の港は 今日も雨あなた あなた あなた私を 忘れたの…夢でもいいわ 嘘でもいいわもう一度逢いたい しぐれの港 遠い波間に 面影浮かぶ未練心を たたく潮風鴎 鴎 鴎鳴くなよ つらいから…夢でもいいわ 嘘でもいいわすがって泣きたい
サーエー 海峡渡れば 竜飛崎漁火仰いで 男は歌う浜からドンと 掛け声ひとつヤンレサとばせ 津軽の朝に北の息吹だ 叫びだ海の荒くれ 北の男歌 サーエー 汐首(しおくび)超えれば 大間崎延縄(はえなわ)たぐって 男は歌う流れる星に 願いはひとつヤンレサ吹くな ヤマセの風よ北のみぞれだ 吹雪だあばれまぐろサ 北の男歌 浜からドンと 掛け声ひとつヤンレサとばせ 津軽の朝に沖はまぐろだ 荷揚(にあ)げだ一本釣り
別れ間際には 無傷じゃいられないやるせないお互いに 涙の初恋 もうすぐ私も普通に嫁いでゆくわ今となりゃ懐かしい 目眩(めまい)のくちづけ あなたの胸の中で少女を脱いで女になったあの夏火傷(やけど)しそうなほどに燃えて消えたロマンス憎んでも 恨んでもいいから忘れないで本気だった 愛してたさよならイエスタデイ 叶わぬ約束は今でも憶えてる少し不良のあなたの背中タバコのにおいがした あれから数えきれぬ男と夜をとも
愛することに疲れたみたい嫌いになったわけじゃない部屋の灯(あかり)はつけてゆくわカギはいつものゲタ箱の中きっと貴方はいつものことと笑いとばすにちがいないだけど今度は本気みたい貴方の顔もちらつかないわ男はいつも 待たせるだけで女はいつも 待ちくたびれてそれでもいいと なぐさめていたそれでも恋は恋 多分貴方はいつもの店で酒を飲んでくだをまいて洗濯物は机の上に短い手紙そえておくわ今度生まれてくるとしたなら
人は誰でも 倖せが似合う苦労枕に 夢見るのもいいさがまんくらべだね 酔えばふわりと 明日が見えるああ唄って泣けたら 明日は晴れる 夢・酔々酔 夢・酔々酔酒は嘆き憂き世の 子守唄夢・酔々酔 夢・酔々酔忘れ上手は 倖せ上手 恋に破れて死にたいなんておよしなさいよ 気持ちはわかるけど演歌しすぎだね ふられ夜祭り 飲まれて飲んであーぬかるみくぐれば 陽はまた昇る 夢・酔々酔 夢・酔々酔酒は憂き世の力水夢・酔々酔 夢・酔々酔笑顔上手は
わたしひとりの あなたにしたいそれはやっぱり むりですね逢えば指の先までもこんなに こんなに 好きなのに恋に泣けます おんなの冬の宿 躰ぬいたら 目を覚ますから痛さこらえて たえる闇どんな夢を見ているのわたしの わたしの 夢ですかなぜに添えない おんなのしのび宿 つらい想いを させるといってあなたやさしく 背を撫でる曇る窓を手でふけばしんしん しんしん
ひさかたぶりの 恋宿り北の湯どころ 銀山へ湯けむり 歩いて 寒空に 雪が降る一人 たたずむ 哀しい歌はあいたくて かなしくて 恋宿り かるたあそびに 疲れたら恋の星降る 銀山へあなたの おもいで 星空に 夢ひとつ一人 やさしい 心の歌はあいたくて かなしくて 恋宿り おわった恋の 後始末月のあしあと 追いかけて湯の町 歩いて 冬空に 雪が舞う一人 夕やぐ 淋しい歌はあいたくて かなしくて 恋宿り
泣きたい時もあったよな楽しい時もあったよな一に辛抱 二に辛抱何が何でも勝つんだとおまえに苦労をかけたよな今は仕事も快調さ明日の希望はでっかいぜああ人生希望と辛抱だ 悲しい時もありました苦しい時もありました一に辛抱 二に辛抱胸に希望の灯を燈しあなたを頼りに耐えてきた今は幸福そのものよ明日の希望が膨らむわああ人生希望と辛抱だ 体と体強く抱き心と心重ね合い一に辛抱 二に辛抱二人で歩く人生さお前も少しやつれたな今は
飲めと言われて 素直に飲んだ肩を抱かれて その気になった馬鹿な出逢いが 利口に化けてよせばいいのに 一目惚れ浪花節だよ 女の女の人生は 嘘は誰かが 教えてくれる恋も誰かが 見つけてくれるそんな誰かに 振り廻されて消えた女が またひとり浪花節だよ 女の女の人生は 咲いて萎んで 捨てられました逢って別れて 諦めました人の情けに つかまりながら折れた情けの 枝で死ぬ浪花節だよ 女の女の人生は
ドンと舳先(へさき)で 砕ける波を被りゃ飛沫(しぶき)が 命の華になる千島海流 この親潮が俺のカムイだ 母のぬくもり満天に 煌めく星よ北海の 男船ヘッサオッホー… アー 野付(のつけ)水道 東へ抜けりゃ月も凍える 流氷牙をむく思い遥かに コタンの港しのぶ船歌 揺れるかがり火満天の 血潮が燃える北海の 男船 夢を掴んで 艫綱(ともづな)巻いて息を吸いこみゃ 夜明けの雲がとぶ俺を待ってる メノコの笑顔胸に
風が舞う 雲が飛ぶ荒波を 波止場にのがれ女の胸に 顔を埋めたまま哀しく甘く ながす男の涙お前は港 俺は旅ゆく船心いやして そして旅立つ人生航路 愛という名の帆を立てて生きてゆこうじゃないか 嵐との 闘いに傷ついた 男を抱いて女が唄う 大人の子守歌男は眠る しばし痛みを忘れお前は光 俺は旅ゆく船夜の波間を 照らしておくれ人生航路
定置 刺し網 漁場の空で今日も輪を描く 北の鳥可愛いお前の生まれ変わりか 尾白鷲遠い国から 舞い戻っては俺を見守る オホーツク 夢を追うなと 世間は言うが惚れた女子は お前だけ海の男は一途なんだぜ 尾白鷲夜は二人の 想い出しのび呑んで眺める オホーツク 忘れ形見は 男手ひとつ強く育てる 二代目に空でお前も助け頼むぞ 尾白鷲海を流氷 埋める日まで俺も網引く オホーツク
乗せて下さい この世の川を渡り切るには 舟がいるえにし結んだ 情けのきずなたとえ世間に そむいてもあなたまかせの 櫓が頼り恋は女の いのち舟 変わらないでと すがればいつも離すものかと 抱きしめる爪の先まで 燃えつき乍ら酒のしずくを 口移し流れ果てない 夢に酔う恋は一途な いのち舟 細い身体に しみついたのはあなた待つ癖
佐渡へ佐渡へと 流れる雲にのせてゆきたい わたしのこころ離れて四十九里 小木の港は波の果てあなたに逢いたい声をしのんで 啼く千鳥 ハァー佐渡と柏崎や 棹さしゃとどくよなぜにとどかぬ この想い 佐渡の日暮れの 荒磯波はあだし仇波 寄せては返すあなたと踊ったおけさ流しの 篝(かがり)火に想いをこがした赤いシャクナゲ 咲く岬 佐渡のつばめは 千里の海も恋のつばさで越えるときいた小雪がちらちら 舞えばせつない雪
俺と別れた その足でほかの男に 逢いに行く筋は決まってたるくせに心が痛いと 言う女ちょっとネクタイ なおしてくれるそんな仕草が にくらしいあばよ酒場 恋は嘘つきねあばよ酒場 他人の女はよく見える 乾杯だ またふられて乾杯だそれじゃお元気で乾杯だ また一人で乾杯だ酒場であばよ かぞえきれない 恋をしてみんなおぼえちゃいられない俺と時計を見くらべて忘れはしないと 言う女肩のホコリをはらってくれるわざとらしいね 別れぎわあばよ酒場
新宿は 西口の間口五尺の ぽん太の店がとうとうつぶれて 泣いてるヒロ子三畳一間で よかったらついておいでよ 僕んちに 東京は 広いから親も故郷も 知らない人がヒロ子の他にも いっぱいいるさ泣くのはいいけど 泣いたなら僕の笑顔が 見えなかろう これからは どうなるの赤いランプの 最終電車しょんぼり見送る ヒロ子の涙風呂敷づつみを 中にしてつなぐ手と手に 霧が降る